2009年11月 8日 (日)

魔女っ子といえば・・・?

突然ですが、「魔女っ子を思い浮かべろ」と言われて、真っ先に浮かぶのは誰ですか?

おいらはクリィミーマミですねw

随分昔のアニメですが、未だに忘れられません(汗)

後はマジカルエミかな。人それぞれに好みはあると思いますが、まぁ、自分はこれですね。

なぜ、いきなりそんな事を聞くのかって?

久々に友人がふる~いアニメVHSを持ってきまして、要らないから貰ってくれと強引に押し付けられたのねw

オークションに出しても売れないから、押し付けたわけよ。

マニアなら買うだろって?それがねぇ・・・。今、ほとんどがDVDでしょ?VHSを持ってる人はかなり限られてくるわけですよ。しかも、壊れたら部品の交換がほとんどきかないですからね。

だから、VHSを買う人は極まれなんですよ。もちろん、テープの劣化が激しいと再生できませんからね。

ダビングするにしてもテープの状況次第で変わるのはみんなも知ってるはず。だから、ダビングを試みたけど、とても見るに耐えられたもんじゃないねw

音飛びも酷いしさ。ま、再生出来るだけでもまだましだけどね。

歴代の魔女っ子といえば、やっぱり「魔法使い サリー」だよねw

原点ともいえる作品だし。

小学生の頃、近所の女の子がコンパクトをよく持ち歩いてたっけ。懐かしいなぁ。

今思い出すと、ガラクタみたいな粗末な出来だったなw

それでも、売れたんだから人気は凄かったね。

まぁ、何だ。古き良きアニメってことだw

魔女っ子シリーズを再生して見てるけど、やっぱ時代の流れを感じますね。

ちなみにミンキーモモとパステルユーミの変身ポーズを丸暗記してますが、そんなおいらはアフォですか?www

http://pierrot.jp/title/magicgirl/

魔女っ子シリーズを輩出した、スタジオぴえろで新しい魔女っ子やってますよ♪

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2009年10月24日 (土)

ガンダム ~名もなき兵士のレクイエム~ 因縁

地上の激戦を他所に、ニューマンの内部は静かだった。だが、その静寂は突如破られる。

ニューマン内部に単独で侵入した教導団のジムコマンド2機は、地下水路内部で待ち伏せしていたジオンのMSに見つかり、進退を余儀なくされていた。

「ち!まさか、ここに潜んでいたとは。奴らもバカじゃない。ここで応戦しても持久負けするだけだな。逃げ道はないのか?」

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辛うじて、退路を確保できたが、敵の追撃も激しい。

ジムコマンドの身軽さは限定されない空間でその真価を発揮する。しかし、限定された閉鎖空間では逆に装甲の薄さが命取りになる。

「何とか水路入り口まで脱出しよう!キリシマ隊長の援軍を待つしかない」

防弾性能も心許ないシールド1枚でどこまで耐えられるか判らなかった。

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そして、追撃するジオンの水陸両用MSもジムコマンドを追いかけて行く。

「奴らを絶対、逃がすな!何としても撃ち落せ!!」

ズゴックEを筆頭に、独特のシルエットを成すMSが襲い掛かる。

ニューマン内部に一度は潜入出来たが、この応戦により振り出しに戻るのだった。

一方、ケンプファーとの戦闘で小隊が壊滅したファルク小隊はカッパ軍曹の救助に成功していたが、出血が酷く、すぐに手術をしないと危険な状態にあった。

そして、爆発炎上したガンキャノンからコアファイターが自力で脱出に成功していた。

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「ご無事で何よりです。ファルク中尉。一時はどうなるかと思いましたよ」

FCSの壊れた寒冷ジムから無線で呼びかける。

「RXシリーズはコアブロックシステムを採用してるからな。直撃さえしなければ、生存率はほかのMSよりも遥かに高いぞ。だから、俺は敢えて「自爆」を選んだのさ」

ガンキャノンのキャノンを真上に砲撃すれば、自由落下で元に戻ってくる 。その際、被弾するのはガンキャノンの上部のみで、コアブロックシステムは被弾しない。そして何よりも「ケンプファー」という遮蔽物があったことが生存に繋がったのだ。

「ところでキョウスケ。あの赤いMSはどこ行った?」

すっかり忘れていたが、頭部と右腕を破壊されても稼動できる性能に驚いていたのだ。

「あのMS・・・。今までのジオンのMSと全く違いますね・・・。何というか、敵陣に飛び込む為のMSだって感じました」

「言っただろ、あれは「強襲する為のMS」だと」

「あのMSに今度あったら、どうするんですか?」

キョウスケ軍曹は手の出しようがない相手について、真剣に聞く。

「今、そんなことを考えても仕方ない。カッパ軍曹も含めて、パースにすぐに戻ろう。対策を考えるのはそれからだ」

ファルク小隊は大破したガンキャノンを捨てて、作戦戦闘区域外に待機しているミデアまで戻っていった。

そのころ、対MAチームとしてニューマンに降り立ったキリシマ小隊は、MAグスタフと対峙していた。

「噂どおりにでかいな・・・。初めてレールガンの威力を目の当たりにしたが、マジでシャレになってねぇ・・・。あんなもん、食らいたくもねぇな」

教導団の隊長を務めてきたキリシマ大尉だったが、MAと交戦するのは実はこれが初めてである。そして、スフレ中尉も同様に初めての経験だった。

「な、何あれ?あんなのありな訳?」

無粋な風格を漂わせる機体から放たれるレールガンはまさに「破壊光線」そのものだった。さすがのスフレ中尉も呆気に取られる。

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4脚足だから移動速度が遅いと思うのは間違いである。移動こそ遅いが、それを補って旋回能力は非常に高く、尚且つバーニアを利用した「ジャンプ移動」はそこらのMSよりも速い。

「こんなMAを立て続けに破壊してるアムロ・レイって奴は、マジで人間じゃねぇよ・・・」

そう呟きながらグスタフの射線から逃げ回る一行だった。

しかし、ただ闇雲に逃げ回っているだけはなかった。

そろそろ相手の行動パターンや限界性能が判ってきたので、陣形を組み直してMAを撃破すべく、攻撃を開始する。

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「スフレたちは敵MAから離れて、狙撃準備。俺が引き付けている間に奴の足を狙え。足さえ破壊すればレールガンの砲撃を支える事が出来ないはずだ。チャンスは数回しかないぞ。確実に狙え!」

キリシマ大尉はジグザグに動きながら、相手の注意を引き付ける。

「この試作ビームキャノンが、MAの装甲をぶち抜ければの話だけどね」

そう言いながら、スフレたちは狙撃準備に入る。

一方、MAグスタフの追撃を振り切ったイズミ小隊は、挟撃してきたドムの攻撃で個々に分断されてしまっていた。

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「分断されてしまったが、まだ全機無事のようだな。何とかせねば・・・」

焦る気持ちで一杯のイズミは、ドムの弱点をすっかり忘れていた。ドムの弱点はホバー移動できない足場での戦闘だという事に。

そして、ドムのレーダーは陸戦型ガンダムよりも明らかに劣る事である。認知してなければ、狙撃は非常に有効な攻撃手段である。

残念なことに全機100mmマシンガンを携帯してる為、狙撃は不可能であるが。

「パースのHQに保管されていたBD-01なら、確か予備があったはず。問い合わせてみるか・・・。」

数分後、HQから思いがけない言葉が発せられる。ビームライフル1丁をホバートラックに積んで、そっちに向かったとの事だった。

このビームライフルの存在が、後にドムを慌てさせる要因になるのだった。

一方、ニューマンから北に150kmの地点にジオンの援軍が2機迫っていた。

両機ともジオンの最新鋭MSだった。

「ギルゴア中佐、そろそろニューマンです。戦闘準備を」

「判っている。たった2機の援軍だが、ゲルググの性能を連邦に思い知らせてやる」

ゲルググJと改造されたゲルググJ。

だが、改造されたゲルググJは連邦はおろか、味方のジオンさえも驚く技術が盛り込まれていた。当時のMSの概念を尽く破壊したと言ってもいいほどの技術だったからだ。

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「ここにあの女、スフレ・ノームがいるのか・・・。ニューヤークでの借りは返させて貰う」

真っ赤に塗り上げられたゲルググJを駆りながら、執念を燃やす男がスフレ中尉に迫る。

そして、ニューマンのジオンに内偵していたレッタ三等准尉がジオンにばれて、追われる身になるのだが、彼から教えられた事は衝撃の事実だった。

撤退するのか、ジオンをこのまま撃滅するのか?二者選択の時が連邦に突きつけられるのだった。

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2009年10月18日 (日)

ガンプラの保管

え~。おいらがガンプラをバンバン作ってるのは皆さん、承知の通りだと思いますが、保管ってどうしてるの?という疑問がある方から出されましたので、ここで回答したいと思います。

おいらの部屋に飾ってあるガンプラはそのままむき出しにしております。

アクリルケースを個々に買うと大変な出費になりますし、場所もとります。

ですから、埃が積もりそうになったり積もったら、その埃を払い落とします。

ガンプラ講座でも書きましたけど、塗装後にトップコートやメタノール(メチルアルコール)などで埃の付着を極力防げます。

まぁ、一番良いのはガラスケースを大きいサイズで購入して、そのまま中で保管するのがいいのですが。

でもねぇ。あれ、結構重量あるのよね。

教壇(学校にある教師用の机)みたいなサイズでも軽く5kg超えますからねぇ。

おまけにガラスだから地震などきたら、一発でアウトだし。

かといって、アクリルケースだと埃の付着が非常に早いから掃除も大変だし、年数経過でアクリルが変色しますからね。

だから、手間が掛かるけど「野ざらし」が一番良いと思うんです。

どうしても埃が嫌だって言うなら、埃の立たない部屋に飾っておくしかないですな。

おいらは自宅の3Fを撮影場所にしていますが、埃が立つ要因が皆無なので、埃がほとんど積もりません。積もっても指でさっと払い落とせます。

人それぞれに保管の仕方があると思いますので、「これが一番だ!」とは言えませんね。

そんな訳で、おいらがいつも使っている撮影場所を、初公開しちゃいます♪

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↑屋根裏部屋なのでかなり狭く、中腰で動かないと移動できませんwww

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↑ジオラマの数々。 こうして見ると結構手抜き感がバリバリですwww

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↑ガンプラの数々その1

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↑、何気なく撮影してたら、アッシマーの足が・・・。

「お、俺のアッシマーが~!」

後で足を直してやるから、そのまま寝ててくれ(爆)

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↑ガンプラの数々その2

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↑ガンプラの数々その3 ここにも30体ほどのガンプラが保管してあります。

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↑照明機材 バルブ(電球)が基本的に写真の雰囲気を決めるので、照明には欠かせない。立ててあるレフ板も撮影に何かと欠かせない物です。

これだけの物が屋根裏にあるので、本当に撮影は大変ですw

夏場はクーラーがないので、本当の意味で「地獄」と化しますね。

こんな訳でおいらの家は「ガンプラ小屋」になってますけど、いつかこれらを処分するときが必ず来るんだよね・・・。誰か引き取ってくれるかな?w

やっぱ、ヤフーオークションで売るのが賢明だな。ただで貰えると思ってた奴にはあげないよwww

以上でおいらのガンプラ保管は終わりです。

新しいジオラマもそろそろ出来上がるので、ストーリーを再開したいと思います。

それじゃ、ノシw

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2009年10月12日 (月)

完成!FAガンダム7号機

ここ数日、タイトルにあるガンダム7号機を作り上げるべく、寝る間を惜しんで徹夜で作ってました。

そして、やっと完成しました。

今、やってるジオラマストーリー「名もなき兵士のレイクイエム」に登場させようか悩んでますw

自分で言うのもなんですが、改心の出来なんです。

ジオラマベースで撮影してたんだけど、余りのカッコ良さに「俺、天才!」って叫んじゃいましたw

本当はジオラマストーリーをやろうとしてたんだけど、急に撮影してみたくなったので撮りました。

隣にいるヘビーガンダムはガンプラじゃありません。

まぁ、比較対象という事で立たせてみました。

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↑画像をクリックすると拡大しますよ。

たまにこういった会心の写真が撮れるから、やめられないんだよねw

ジオラマに限らず、風景を撮ってる人はみんな同じ事考えてると思うよ。

ホント、ジオラマやって良かったと思うし、それ以上に撮影ってこんなに楽しいんだと改めて気付かされました。

今日は自慢話になったけど、おいらはこんな密かな楽しみで毎日を過ごしております。

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2009年10月 7日 (水)

懐かしきUCGO再び!

待ち焦がれたUCGOが遂に帰ってきた。

今日、おいらは再びシドニーに降り立ちました。

いやぁ~。懐かしいなぁ・・・。余りにも懐かしすぎて操作方法ど忘れです(爆)

Photo

早速、ロリマス・キリシマさんと合流w

キョウスケちゃんやそのほかの人もいました。

話によると、MSに乗ったままログオフしないとMS消えるんだそうな。

しかも、更に恐ろしいのはハンガーにしまってもMS消えるんだと。

なんだかなぁ~。って思いましたね。

まぁ、現在の状況から見て、以前のUCGOに戻るには相当な時間が掛かると予想されます。

現状では復帰率60%前後といった所でしょうか。

アプサラスなどの巨大MAも実装するみたいだけど、キャパを明らかにオーバーしちゃうと思うんだけどなぁ・・・w

ま、ディンプスが出来なかった事をやると言うなら、それはそれで凄い事になりますね。

当初、ディンプスとバンダイナムコは10万人だっけ?アクセスが同時可能と謳ってましたが、どう考えても1万人未満で鯖がダウンしてましたなぁw

ティターンズ・サーバーの規模がどれ位なのか知りませんが、大規模なPVPをやる場合はビル1個分の鯖じゃ、間に合わないと思います。

もちろん、PCスペックも以前よりも更に上位のスペックを要求する筈です。

こうなると、本格稼動は夢のまた夢で終わりそうな気がします。けど、UCファンにとってはやはり、「復活」は嬉しいものです。

ちなみに生産活動は全く出来ませんw

動くだけならサルでも出来る状態ですから、今はまだ遊べませんね。

と言う事で、本格的にUCが復活するのは早くても2年後じゃないですかね?

開発したプログラムを修正しながら、新たなMSも入れていきますからねぇ。

本稼動したら、やっぱ有料になるんでしょうか?そして、バンダイ公認のゲームになるのかな?この辺がまだ未確定なので、どうなるか判りませんね。

しばらくはUCGOで遊ぶかな。といってもチャットだけになるんだけどねw

気になる人は早速チェック!HHCのメンバーも既にログインしてますよ。

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2009年10月 4日 (日)

ガンダム ~名もなき兵士のレクイエム~ 喪失

ファルク中尉率いる小隊は、未確認のジオンMSに翻弄されていた。

「く・・・。速過ぎる!パースで戦ったBD-01並みかそれ以上だ」

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ガトリングガンで相手を牽制しつつ、ガンキャノンのロングビームライフルで攻撃する作戦を立てたのだが、ガンキャノンのシュートレンジから一気ににげていく為に思うように相手を捕まえられないでいた。そして、相手を追い込むつもりが逆に追い込まれてしまったのだ。

「中尉!このままだとジリ貧です!何か策はないんですか!?」

懸命に照準を合わせながら、ガトリングガンを撃っている寒冷ジムから無線が入る。

「キョウスケ、コイツから逃げるのはまず無理だ。俺の勘が正しければ、奴は強襲用のMSだ。そこらのMSとは瞬発力が桁違いだからな」

ガンキャノンのコクピットで敵を観察しながら、必死に策を練っていた。

「接近さえされなければ、何とかやり過ごす事は可能だろう。だが、時間がない」

そう、時間がないのだ。夜間に突入すれば、まず相手の思うがままになってしまう。

そもそも強襲とは相手に悟られずに襲い掛かる攻撃なのだ。だから、相手が認知出来なければ、一方的な攻撃が可能なのである。

「こうなったら、小隊で奴をぶちのめすしかない。一気に一斉射撃して、奴の足を止める!」

ヒットアンドウェイで様子を伺っていたケンプファーだったが、相手の小隊が一斉に隊形を組み直したのを見て、少し驚きの表情を見せる。

「ほう。やっと覚悟を決めたようだな。連邦にも少しはやる奴が居ると聞いたが本当みたいだな。良いだろう、ケンプファーの実力を身をもって知るがいい」

ショットガンに弾を装填して、一気に接近していく。

「まずは出来損ないのジムから始末させてもらう!」

一気に目の前に迫る赤いMSを見て、カッパ軍曹は不意に口走る。

「奴だ・・・。赤い彗星のシャアだ!」

その一言が彼の最後の言葉になった。

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目の前で炸裂するショットシェル。その弾丸の中には数百発の鉛玉が入っている。それを至近距離で食らうと一溜まりもない。

「カッパ軍曹!逃げろー!!」

その「命令」も虚しく、ジムは沈黙してしまう。

「まずはひとつ!」

すぐさま、照準を切り替えて寒冷ジムとガンキャノン目掛けて、突っ込んでくる。

「う、うわ!く、来るなー!」

錯乱状態に陥るキョウスケ・ナンブ軍曹。だが、ガトリングガンを連射していた為に、ショットガンの餌食にならなかった。

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左肩のショルダースパイクの直撃を受けて、寒冷ジムが吹っ飛ばされる。その拍子でナンブ軍曹は頭をコンソールにぶつけてしまう。しばらく朦朧としていたが、やがて意識が途切れてしまう。

「おい、しっかりしろ!キョウスケ!!起きるんだ!死ぬぞ」

何度、無線で呼びかけても反応がない。

「こいつ!一体、なんなんだよ!!」

怒りに燃えてケンプファーに攻撃をする。だが、射撃速度が追いつかない。

数分後、キョウスケ軍曹は目覚めるのだが、思いがけない展開になっていた。

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なんと、ガンキャノンがあの強襲MSを押さえ込んでいたのだ。

「え!いつの間に!?」

気が付いたキョウスケ軍曹はファルク中尉に無線を入れる。

「やっと気が付いたか。何度呼びかけても答えなかったから、心配したぞ」

ケンプファーを羽交い絞めにしながら、余裕たっぷりに答える。

「だが、そろそろガンキャノンの稼働時間も限界だ。キョウスケ、お前はカッパ軍曹をMSから引っ張り出して、パースに戻れ。こいつは俺がやる」

「やるって・・・。その体勢からどうするんですか?」

ガトリングガンの残弾をチェックして照準をケンプファーに合わせようとする。

だが、ウェポンコントロールシステムが壊れてしまっていた。手動で照準を合わせるのは無理だった。

「お前の機体は戦闘不能だ、動くのがやっとのはず。俺に構わずカッパ軍曹を探して来い」

そして、意を決したようにガンキャノンのキャノンが上を向く。

それを見た、ナンブ軍曹はすぐに察知する。

「まさか、そいつと自爆するつもりですか!?止めて下さい!」

「悪いな・・・。俺の機体も実はボロボロなんだ。もう動くのも精一杯さ」

よく見ると機体のあちこちにショットシェルが撃ち込まれている。

「よく見ておけ、ジオン兵士よ!この地球はお前等の好き勝手にはさせない!連邦を舐めるなよ!!」

「中尉ー!」

ガンキャノンから砲弾が発射された後、必死にもがくケンプファーだったが、砲弾の直撃は免れなかった。

黒い黒煙が上がったと思うと、すぐに爆発が起きた。ケンプファーとガンキャノンが炎に包まれる。だが、その爆発からケンプファーが起き上がる。

「くそ!味な真似を!私の機体に傷をつけるとはな。ここは下がらせてもらう」

立ち上がったケンプファーは右腕と頭部を破壊され、戦闘できる状態じゃなかった。

それでもスラスターは生きていたので、寒冷ジムの視界から消え去るには十分だった。

一方、ファルク小隊が壊滅した頃、援軍として到着した対MA部隊がニューマンに到着していた。

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「いよいよ、夜間戦闘か・・・。遊撃している連中には悪いが、MAを撃破して内部に突入せんとな」

「キリシマ大尉、前方に巨大な反応を確認。その他にMSが1機。敵はまだ気付いてないと思われます」

「よし!スフレ中尉は前衛に立って、敵MAの撃破だけを考えろ。俺とパワードは側面から奴の足を止める」

「了解しました。全力で破壊を実行します」

「各機、散開!」

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「そろそろ夜間です。MAを一旦下がらせましょう」

グスタフの状況チェックをしていた、技術仕官が提案してくる。だが、MAパイロットは拒否する。

「やつらは闇に乗じて、必ず侵入して来る。それを防がねば、我らに勝利はない」

MAパイロットの決意が固いと知った技術仕官は渋々、内部に戻って行く。

だが、ジオンの警戒を嘲笑うかのように連邦は既に侵入していたのだった。

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「陽動が目的なのに、勝手に内部侵入しちゃって、いいんスカね?」

本来の目的は陽動だったが、思うように戦果が出ていないので、命令無視しての「突入」である。

「ジオンだって、まさか地図に載っていない100年前以上の水路から侵入して来るなんて思ってないさ。これがホントの「奇襲」って訳さ」

軽口を叩いていた2機だったが、ジオンのMSが待ち構えている事を知らなかった。

そして、夕日も落ちて連邦・ジオンともに地獄の夜間戦闘が幕を開けたのだった。

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2009年10月 1日 (木)

ガンダム ~名もなき兵士のレクイエム~  番外 「アフロマスターの優雅な一日」

  ジオン残党が立て籠もるニューマン鉱山跡地で激戦が繰り広げられていた頃、パースでは仮初の平和が訪れていた。

戦場で戦うパイロット達ばかりにスポットが当てられるが、裏方としてパイロット達の機体を整備しているメカニックマンに今回はスポットを当てたいと思う。

今回のターゲットは不運にも(?)ベッピン少尉達のご用達になってしまった、「アフロマスター」こと「朧(おぼろ)メカマン」を選んだ。

彼はパースでどんな生活をしているのか?その一日を追ってみた。

彼の日課は、工場内でMSの修理や部品組み立てなどで一日の大半が消えてしまう。

だが、彼にも休日はある。その彼の休日は意外なものだった・・・。

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パースの工場の裏の敷地に小さな牧場がある事を知っている者は数少ない。

その小さな牧場のオーナーはアフロマスターであり、朧メカマンだった。

彼の牧場には牛の他に馬や豚がいる。また、鶏卵を産む為に鶏も数羽いるのだ。

こんな小さな規模では農業だけでやっていく事はほぼ無理である。その理由として採算が全く取れないのだ。これでは牧場と呼ぶには少し恥ずかしい気もするが、戦争状態にあるオーストラリアでは極めて珍しい部類に入る。他の都市では牧場を開く事すら出来ないのだから。

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「おら!さっさと耕せ!日が暮れちまうぞ!!」

そう言ってアルバイトに檄を飛ばすアフロマスター・朧。

彼はブルトーザーやパワーショベルなどの重機を運転できる。もちろん免許に合格して、連邦政府から免許証を発行してもらっている。

だるいと愚痴をこぼすバイトだったが、アフロから大量の湯気が立ち上っている事に気付いて、慌てて作業を始める。アフロから湯気が立ち上るとマジで怖いのだ。その怖さは半端じゃない。朧本人を怒らせて病院送りになった人間は数知れないのだ。

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青い屋根の建物が宿舎である。工場が暇な時はいつもここで寝ている。

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だが、のどかな日々は長くは続かない。パースのHQから急遽MSの整備を依頼されたのだ。

「休みの日くらい、気をつけろや」

独り言をつぶやきながら、MS工場に向かう。だが、そこには思いも知らないMSが待っていた。

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「こ、これは?」

白く輝くMSを見て、驚く朧。だが、すぐに整備に入る。

そして、もう一機がハンガー内部に運び込まれる。

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運び込まれたMSは合計2機。

だが、2機とも高いポテンシャルを引き出す為に乗りこなせるパイロットが求められたのだ。

パイロットが決まらないと、どんなに高性能なMSでも役立たずになる。

それを修正・調整するのが「朧商会」である。

彼らメカマンが居てこそ、パイロットは思う存分にMSの性能を引き出す事が出来のだ。

「こんな高性能なMSを送って来ても、誰が乗るんだよ?全く・・・。」

そんな独り言を呟きながら、アフロマスターの優雅な一日は過ぎていくのだった・・・。

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2009年9月27日 (日)

ガンダム ~名もなき兵士のレクイエム~  戦端

威力偵察を敢行したイズミ小隊は、先の戦闘で敵MAと遭遇し、退却を余儀なくされていた。

そして、この時点でサザンクロスから合流していた陸戦型ジム小隊のうち、2機がMAのレールガンの餌食になっていた。

「くそ!ジオンの奴らあんな物を隠していたのか。これじゃ、内部に突入するどころか嬲り殺しになっちまう!」

グスタフの射線上に飛び出ないように退却をするイズミ小隊。だが、突如レーダーに反応が出る。

「前方から敵MSが急速接近!数は3。ドムタイプです!!」

随行していたホバートラックから無線が入る。

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「くそ!今度はドムかよ!全くついてねぇ!!」

イズミは覚悟を決めて、各機に伝える。

「いいか!後戻りは出来ない。ドムの包囲網を突破して、体勢を立て直すぞ!各機の奮闘を期待する!!以上」

その無線を合図に180mmキャノンをドムに向けて撃ち放つ。

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何発か撃ったが、ドムは全弾を回避してしまう。そして、近接戦を挑むべく、小隊は散開を開始する。

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180mmキャノンの砲撃をかわしたドム小隊。そして、ホバーによる高速移動を武器とした、ヒットアンドウェイでイズミ小隊に襲い掛かる。

「敵の数は多いが、陸戦型ジムは戦力として数えるな。ガンダムタイプだけを攻撃すれば良い。各機、デルタフォーメーションで散開しろ」

「了解!」

高機動を誇るドムと、高いAMBAC能力と射撃能力を有した陸戦型ガンダムの戦いが火蓋を切って落とされる。その後ろに構える、MAグスタフを背負いながら・・・。

一方、イズミ小隊から少し離れた地点で、ジオンの部隊を掃討すべくニューマンに近づいていたベッピン小隊はザクの小隊と接触してしまう。

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「前方11時の方向にザクを確認。数は3機。のち1機はスナイパータイプ」

この小隊の中でレーダーレンジが広いのは量産型ガンキャノンである。アレン曹長が搭乗するこの機体は、のちにコロニー防衛隊に広く配備されるようになるのだが、それは まだ先のことである。

「よし。遂に掃討作戦開始だ。ケンは俺がおびき出したザクを片っ端から迎撃してくれ。アレン曹長は砲撃で狙撃のチャンスを潰してくれ」

「了解!任せたよ!」

「隊長、無理はしないで下さいよ」

それぞれが役割を分担してこそ小隊攻撃は成り立つのだ。

一方、遭遇したジオン側のザクは明らかに動揺していた。

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「な!いつの間にここまで!?これ以上は進ませるな!迎撃するぞ!!」

連邦がすぐそこまで迫っているという無線がすぐにニューマン内部に伝えられる。

そして、試作MSに乗り込んだラーカム大尉こと「ジャッカル」が遂に再び、ベッピンたちの前に立ちはだかろうとしていた。

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「同じグフなのに、出力の差が凄い・・・。この機体、量産出来ないのは惜しいな」

ラーカム大尉が搭乗しているMSは「グフフライトタイプ」と呼ばれる、グフの派生型である。

「どうです?大尉。気に入って貰えましたか?」

技術仕官が無線でグフフライトの感想を求めてくる。

「文句のつけようがないな。残り2機もすぐに動かせるように調整してくれ。これで奴ら連邦を蹴散らしてくれるわ!」

グフフライトは両足の熱核ジェットエンジンを使い、空に舞い上がっていった。

ここで少し、補足をしたいと思う。このグフフライトは飛行した記録が残されていない。というのも、飛ぶには余りにも出力が不足していたらしい。飛ぶというよりも「浮き上がる」程度だったそうだ。よって、ここで「空に舞い上がる」と言う表記はおかしい事になるが、量産化されておらず、尚且つ局地的に試験飛行しただけなので、データー収集はおろそかになっていたのではないかと推測する。

飛び上がっていったグフフライトを尻目に、周辺の索敵を強化すべく、ジオン側は監視を密にしたのだった。

第3小隊を率いるファルク中尉は、篭城するジオンに陽動を仕掛けていた。

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「奴ら、出て来ませんね・・・。もしかして、俺達に興味はないとか?」

陽動を仕掛けたのは良いが、反応がないのだ。そこで口を開いたのがキョウスケ・ナンブ軍曹だった。

「中尉、もしかして俺達、外れクジですか?」

「そうぼやくな。既にイズミ小隊とベッピン小隊が戦闘を開始している。直に俺達に役割が回って来る。気を引き締めろよ」

ぼやきながらもニューマンに近づき過ぎず、離れ過ぎずの距離を保っていた。

そして、遂に敵と接触するのだが、相手が悪過ぎた。それを痛感するのは直ぐだった。

「前方2000の距離にMS!IFFシグナルは・・・。レッド!敵です!!」

ファルク中尉達の目の前に現れたのは、連邦でもまだ見たことのない機体だった。そして、これがジオンの誇る強襲機動MSなのだ。

「な!なんだ?識別リストにないぞ?敵の新型MS?しかも、速い!」

「来るぞ!各機、迎撃用意!!」

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「ふっ・・・。このケンプファーに戦いを挑むだと?笑わせる。性能の差を見せてやる!」

この機体に乗り込むのは「ケルベロス」と呼ばれた男。

このケンプファーとパイロットの実力に、ファルク小隊は翻弄される事になる。

そして、連邦もようやくシャトルの存在に気付くのだが、それが罠だと知るのは後のことだった・・・。

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2009年8月18日 (火)

ガンダム ~名もなき兵士のレクイエム~ 悪夢

突如現れたジオンのMAに対応すべく攻撃を仕掛けるイズミ小隊だったが、予想以上に相手の装甲が厚い為に苦戦を強いられていた。

「くそ、こっちの攻撃を食らってもびくともしない装甲ってありかよ!」

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100mmマシンガンをいくら撃っても傷一つ付かない装甲に対応出来ずにいた。その間にミサイル攻撃なども仕掛けたが、相手の迎撃で全弾撃ち落されてしまった。

まるで守護神のように地下水路の出入り口の前を死守していたMAだったが、攻撃を開始してきた。

その攻撃力は生半可なものではなく、うっかり射線の前に飛び出たら最後、あっという間に消し飛んでしまうほどの威力なのだ。

グスタフに搭載されているレールガンは連邦ではまだ実用化されておらず、研究がやっと始まったばかりなのだ。試作タイプとはいえ、その威力はガンダムのビームライフルを凌ぐ威力を誇っていた。

だが、そのレールガンにも多くの欠点がある。第一に連射が出来ない事と砲身の冷却が必要であり、装弾数が非常に少ない事と、発射時の反動が大きすぎる事が最大の欠点であった。

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何とか相手に接近しようとするが、MAでありながら近接攻撃もこなす性能に驚きを隠せなかった。

「各機!相手の射線上に飛び出さないように注意しつつ、後退する」

MAの撃破を諦めて、スフレ中尉達の到着を待つ事にしたが、彼らのうしろにジオンのMSが迫っている事に気付いていなかった。

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「グスタフが引き付けている敵部隊の裏を急襲する。いいか、一機も逃がすなよ!」

ドムトローペン2機とドム1機で編成されたジオンの小隊がイズミ小隊に迫っていた。

一方、ベッピン小隊はイズミ小隊から少し離れた地点にいた。

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彼らの任務は敵勢力の掃討だったが、意外なほどに敵の反撃がないことに面食らっていた。

「隊長。ジオンは一体どうしちまったんですかね?」

アレン曹長がベッピン少尉に問いかける。

「奴ら、たぶん待ち伏せしてるんじゃないか?そう考えれば辻褄があう」

「俺が突っ込んだ方がいいか?」

この小隊でAMBACが高い機体に乗るカドマツ少尉が囮を買って出る。

「ケンが先方に立って、俺が援護する。アレン軍曹は敵の牽制を頼む」

小隊の役割分担は非常に重要な事である。指揮次第で不利な状況を逆転出来るからだ。

だが、コンビネーションが悪いとピンチを招く事もある。

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「そろそろニューマンだ。ケン、頼むぜ」

その言葉を合図にベッピン小隊は待ち伏せしていると思われるジオンをおびき出す事にした。

ニューマンでMAが出現したとの報告を受けて、パースで待機していたスフレ中尉とキリシマ大尉が準備を済ませてミディアに搭乗していた。

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「いよいよ、俺達の出番だな。中尉、その多目的ビームキャノンで敵の新型MAの装甲をぶち抜けると思うか?」

「さぁ?でも100mmマシンガン程度じゃ歯が立たないってイズミ中尉から連絡あったじゃない。引き付けて撃てばなんとかなるんじゃない?」

「よし、そろそろ行くか。全機、ミディアに搭乗!」

対MA部隊として出発したキリシマ大尉とスフレ中尉だったが、MAを護衛するジオンの試作MSも遂に姿を現すのだった。

その一方で、ニューマン内部では脱出用のシャトルが打ち上げ秒読み段階に入っていたが、連邦はその存在に全く気付いていなかった。

そして、その地下でジオンは恐るべき兵器をセットしていたのだった・・・。

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ガンダム ~名もなき兵士のレクイエム~  偵察

ザクスナイパーとドムトローペンを追尾していたコアファイターが、長い追跡の末、遂にジオンの前線基地を探し当てる。

「ん?あそこは・・・。廃鉱山じゃないか。なぜあんなところに?」

疑問に思ったコアファイターのパイロットだったが、パースのHQに連絡を入れた。

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連絡を受けたマクドガル中将はすぐに展開中の部隊に作戦開始の合図を送る。

「たった今、ジオンの潜伏先と思われる場所を追跡していたコアファイターが見つけたと連絡が入った。場所は廃鉱山となった、「ニューマン」だ。諸君らの健闘を祈る!」

この合図を受けて、先行していた第1小隊はサザンクロスからも援軍として参加していた陸戦型ジムの小隊と合流して威力偵察を開始する。

「こちら、イズミ小隊。サザンクロスの陸戦型ジム小隊と合流して威力偵察を開始します。援護射撃をお願いします」

微力ながらもサザンクロスの部隊も合同作戦に参加しているが、あくまでも援護である為、戦闘指揮権はパースの部隊にある。

パースとサザンクロスの混成旅団がニューマンに近づいていた頃、ジオン側は追跡されていた事に全く気付いていなかった。

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「なぁ、連邦はここの存在に気付いてないんだよな?」

ズゴックのパイロットの問いかけにしばらく考えながらもズゴックEの指揮官はその質問に答える。

「仮に気付いていなくても地上戦はもはや劣勢は免れない。だから、ここでの篭城は意味ないだろうな」

先のオデッサ作戦において、大敗を喫したジオン軍は宇宙への脱出を始めており、ほとんどの部隊が宇宙に上がる前にHLVごと撃ち落されているのだ。迂闊には宇宙(そら)には上がれない為、このまま戦闘を続けるか潜伏するか迷う部隊が続出したのだ。

「でも、もし宇宙に帰れたとしてもジオンは勝てるのか?」

「それは聞くな。俺は予言者じゃないんだから」

ジオンの兵士の間では既に「敗戦色濃厚」の噂が出始めており、部隊の引き締めに躍起なのだ。

「噂を聞くのは勝手だが、変な尾ひれを付けるなよ。軍法会議どころじゃなくなるぞ」

この噂が元で脱走兵が発生したのは言うまでもなかった。

一方、イズミ小隊の要請を受けたガンタンクの独立部隊は射撃地点に到着していた。

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「こちら、射撃部隊。射撃ポイントに到着した。座標を指示してくれ」

すぐにイズミ小隊からコールサインが届く。

「・・・エリア0-6-1。繰り返す、射撃する座標はニューマンの南、エリア0-6-1だ。よろしく頼む!」

「了解した。着弾は2分後だ。しっかり陽動頼むぜ!」

そして、その着弾が戦端を開く狼煙となった。

不意に砲撃を受けたジオン側は慌てふためいた。

「な、なんだ!?どこから撃って来た?」

「くそ、なぜここが判ったんだ?まさか、追跡されていたのか・・・!?」

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突然の砲撃で指揮系統が乱れる。だが、すぐに反撃体勢に入った。

ジオン側はニューマンの外に出ず、待ち伏せする作戦に出た。

「動けるMSは待ち伏せで待機。空からの急襲にも警戒しろ!」

先の戦闘で逃走を余儀なくされたラーカム大尉が各小隊に指示を出す。

「敵の進入ルートは何も地上からだけではない。地下水路からも来るはずだ。水陸両用MS小隊は地下水路を死守せよ」

連邦軍にも水陸両用のMSはあるが、オセアニア地区には1機も配備されていない。

なぜなら、基地が内陸部にある為だからだ。

「グスタフを起動しろ!MAで連邦を牽制するのだ。私もグフで出る!」

ジオンが反撃体勢を整えていた頃、威力偵察を敢行していたイズミ小隊は敵の反撃に会うことなく、ニューマンの地下水路入り口まで到着する。

「意外と反撃なかったな。奴らまさか気付いてないのか?」

合流していたサザンクロスの小隊と周囲の警戒をしていたが、余りの拍子抜けに面食らったのだ。

「予定を変更して内部偵察に切り替える。各自警戒を密にしろ」

入り口に向かおうとした時だった。

不意に前方の出入り口よりとんでもない化け物が姿を表す。

「な、なに!MAだと?そんな聞いてないぞ!!」

敵MAの出現にイズミは驚く。無理もない、MAの存在はレポートされていなかったのだ。

「各機!作戦を変更してMA撃破に切り替える。散開して敵を包囲しろ!」

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ジオンが秘匿していたMAの出現はすぐにマクドガル中将にも伝えられた。

これにより、待機状態にあったスフレ中尉とキリシマ大尉が降下準備に取り掛かる。

巨大MAの出現に驚く連邦、そして部隊の温存を図りつつも待ち伏せするジオン。

両軍の激突は今ここから始まる・・・。

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2009年8月 5日 (水)

水樹奈々の歌声に惚れた・・・w

水樹奈々って、声優兼歌手なんだけど、この子の歌声は半端じゃない。

最近になって、彼女の歌声が凄い事に気付いたおいらは電車通勤中によく聞いてます。

声優なのにここまで歌が上手くていいのか?って思うわけよ。

いっその事転身して歌手やればいいのに。

まぁ、声優でも成功してるからこれ以上高望みしても仕方ないと思うけどさ。

しかし、最近の声優さんってアイドル顔負けで可愛いですなw

モー娘。なんか目じゃないね。

歌も踊りも出来るならそれはそれでいいけど、声を使い分ける事が出来ないじゃん。

そこが声優の凄いところなんだよね。そこらのアイドルが声優にチャレンジしてもまずそのまんまw

声のイントネーションとか声に変化を付ける事が出来ないのでほぼ「棒読み」だもんな。

だから、アニメの声優で起用されないんだよ。

それにしてもアニヲタの熱気は凄いなw

ジャニーズのアイドル追っかけよりも凄いよ。親衛隊までも出来上がってるファンクラブもあるほどだしw

ここだけの話だけどさ、おいら高校時代に「レモンエンジェル」のファンクラブ入ってました(爆)

B級アイドルって言われてたけど、当時は本当に異色だったな。

だって、深夜のアニメから飛び出してきたんだよ?オーディションだってしっかり開いて選ばれたのがあの3人なんだから。(講談社とポニーキャニオンがグルだったw)

もちろん、お仕事はエロアニメならではのあえぎ声もやってたしw

今思い出すと、当時のファンは凄かった・・・。

普通のファンでありたいと思ってたのに、なぜか親衛隊に選ばれちゃうんだもの。

ファンクラブに入ったなら、意地でもアイドルを愛せ!って感じだしさ。

端から見たら「何かの新興宗教」だなw

だからねぇ、洗脳も凄かったよ。チェーンメールみたいなのがファンクラブで流行ったしw

「3日以内にコンサートチケットを買わないと、呪われます」みたいなさ。

「アホかよ!?」って思うでしょ。でもこれは事実w

ホント、今思い出すと笑いがこみ上げて来るよ。

声援の仕方やコンサートでの掛け合いとか覚える事はいくらでもあったな。

余りにも無理な声援練習で、声がかすれてどうにもならかなった日もあったしw

仕舞いには派手なハッピを着てさ、背中に「桜井智 I LOVE YOU!」だもんw

団体で居るならまだしも、一人でそれ着てポツンと居たらまず「変質者」決定だな。

ハッピにハチマキとメガホンもセットになってた気がする。

高校卒業して数年間は持ってたけど、さすがにバカらしくなったので捨てちゃいましたw

それを思うと、今のファンってちょっとクールなんじゃない?って思うのよ。

時代が違うからな、応援の仕方も違うだろうからどうでもいいけどさ。

レモンエンジェルが解散してからもう20年か・・・。光陰矢の如しってまさにこんな感じなんだね。

そんなおいらですが、未だにレモンエンジェルのCDを持ってますw

やっぱね、「たそがれロンリー」でしょw

これはガチで強引な曲だからな、嫌でもフレーズが耳に残るよwww

♪ロンリー、ロンリー、ロンリー、ロンリー、ロンリー、ロリー

これでもう耳から離れませんw

おっと、だいぶ脱線してしまいましたな。まぁ、アレだ。

水樹奈々はマジで声優から歌手に転身すべきだね。

そこらの二流アイドルよりも売れるだろうな。そんな訳でで水樹奈々の歌を聞いたことがない人は騙されたと思ってCD借りて聞いてごらん。本当にビックリするから。

レモンエンジェルの歌も一回聴くと癖になるから、中毒性はこっちが上だけどねw

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2009年7月15日 (水)

ガンダム ~名もなき兵士のレクイエム~  追撃

スフレ中尉がサザンクロスHQに持ち帰ったサボテンの花から、ジオンの拠点があると思われる地点を中心に、捜索が開始された。その間にも散発ながらもジオンとの戦闘があったが、有力な情報が掴めないまま、2日が過ぎた。

その間、パースとサザンクロスの合同部隊が結成され、訓練に明け暮れていた。

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戦端を開く切っ掛けとなる部隊は陸戦型ガンダム3機で編成される第1小隊に決まった。

本来はオセアニア方面軍には配備される事のない陸戦型ガンダムであるが、先のBD-01暴走の末、陸戦型ジム3機の小隊が壊滅するという事態に陥った為、残り2機が配備される事になった。この時点でビームライフルの支給は間に合わず、従来の装備で配備が決定されたのである。

また、カドマツ少尉の乗る「ジム」は作戦に支障が出るという事でジャブローより特別にMSを支給してもらっていた。

「へ~。これ、ジム・コマンドなの?なんだかカスタム化されてるけど・・・。」

支給されたMSの整備は朧商会でやっていた。

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「お?来たか。これがお前さんの新しいMSだ。大事に使えよ」

カドマツ少尉に声を掛けたのは朧商会のアフロマスター・朧だった。

なぜ、急に「アフロマスター」になったのか?オリジナル(自毛)がなくなってもアフロを愛するその姿勢に一部の兵士が愛嬌と尊敬の念を込めて命名したからである。

「ちょ~とばかり、改造しておいたぞ。エンジンはロケットエンジンのままだが、地上用にデチューンしてある。加速は鈍いが小回りの効くMSになっている。少し訓練しないとどうにもならんぞ」

朧メカマンの改造自慢はさておき、装備はジムライトアーマーのビームライフルを流用している。本来、ライトアーマーに支給されているビームライフルは射程が短いが、それを補って火力はマシンガンの数十倍の威力を誇る。故にジオン軍がジムの中でも恐れているのだ。そして、頭部のバルカンを廃止し、供給タイプのバルカンポッドを装備している。これにより、戦場での弾薬補給がスムーズになった。しかしながら、弾詰まりしやすいというデメリットも持ち合わせている。そして、最大のポイントは何と言ってもロケットエンジンを積んでいることである。要するに宇宙用のジム・コマンドなのだ。

だが、デチューンすることで、出力を抑えた機動性重視の俊敏さを得る事が出来た。当然ながらAMBACは並のジム・コマンドよりも優れている。

朧メカマンの忠告を素直に聞いたカドマツ少尉は、ベッピン少尉とカッパ軍曹に訓練を依頼した。

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「何気にカッコいいな、そのジム・コマンド。俺のと交換しない?」

カスタマイズされたジム・コマンドを見て、無情にほしくなったベッピン少尉だが、訓練は手を一切抜かなかった。

「手合わせしてみたけど、予想以上にAMBAC高いな。やっぱ、エンジンの性能が左右されるんだな」

支給されたMSは基本的にカスタマイズは禁止になっている。というのも、余剰パーツが大量にないからである。その為、エンジンだけを換装して出撃するというケースが多いのだ。

一瞬の隙を付いて、背後からカッパ軍曹のジムが照準を合わせる。

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だが、それすらも容易に避ける事が出来た。

「マジで、あり得ねぇ機体だ・・・。味方であって本当に良かったな。ジオンが可哀想に見えてきたよ」

そして、ファルク・ホーガン中尉率いる部隊も訓練していた。

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「いいか、キョウスケ。俺達はあくまでも支援がメインだ。だが、近接する為、ジオンと交戦することが予想される。」

「そこで自分のジムが前衛に出て、ガンキャノンを逃がすパターンになるんですね?」

「うむ。お前の機体性能なら十分逃げる事が出来る。だが、決して敵を追い込むことは禁止だ」

「なぜです?」

「判らないか?我々は支援が目的なのだ。変な英雄意識や戦績を挙げようなどと欲を張れば死ぬぞ。勝手な行動が小隊の全滅にも繋がるんだからな。肝に銘じておけ」

「了解であります。中尉殿」

ファルク小隊は近接支援が任務だが、ガンキャノンでは至近距離での戦闘は苦手である。そこで急遽、寒冷ジムを護衛にしたのだ。

また、スフレ中尉の機体チェックも最終段階に入っていた。

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「スフレ中尉、多目的ビームキャノンの調整はどうだ?」

キリシマ大尉が興味津々で聞いて来る。

「非常に威力あるわね。並のザクなら一発でぶっ飛ぶわよ。ホント、恐ろしい武器を開発したわね・・・。そんなに気になるなら実感してみる?」

冗談まじりにキリシマ大尉に銃口を向ける。

「バ、バカ!俺はまだ死ぬわけにはいかん!それにそんな物騒なモノをこっちに向けるな!!」

スフレ中尉は悪戯っぽく笑うと銃口を上に向けた。

「しかし、試作タイプの武器とはいえ、なぜ我々に実験テストを依頼してきたんでしょうね?」

パワードジムに乗り込んだ教導団のメンバーが、疑問を口にする。

「あんまり深く考えるのは止めましょ。どうせ、理由なんかないんだから。それよりも支給されたパワードジムとジム・トルーパーの評価が欲しいんでしょ。だから、こうやって手土産まで付いてくるのよ」

「なるほど、考えてみれば一理ありますね」

ジャブローのモグラどもにしてみれば、兵士は単なる駒である。それ故に、兵士の事よりも兵器の開発などが気になるのだ。

また、単独で別行動をしていたレッタ三等准尉はホバートラックに乗り、ジオンの索敵を密かに行っていた。徹夜でジオンの追跡をしたため寝不足だったが、遂にジオンの拠点らしき場所を探し当てる。部隊編成が済み、作戦が実行されるまで現場待機になった。

そして、11月7日。遂にレビル将軍の元、オデッサ作戦が発令される。

ビッグトレーを筆頭に1個旅団を編成し、コジマ大隊からも応援が到着し、第13独立戦隊(通称ホワイトベース)も参加した地上戦における総力戦でもあった。この戦力に対し、マ・クベ率いるジオン軍は立てこもりを画策するも、四方を包囲され脱出がままならない戦況にあった。この窮地を打開すべくマ・クベは水爆を搭載した巡航ミサイルを発射すると脅しを掛ける。しかし、エルランの裏切りが発覚した為に全てが水の泡と化し、オデッサを放棄するのだった。

この作戦において、連邦軍の被害は報告されてはいないが、多数の通常兵器(所謂フライマンタや61式戦車など)が撃破され、その一部が水爆の爆発に巻き込まれた可能性が高い。自己解釈ではあるが、MSを前線にわざと上げないで包囲網を形成したのではないかと推測する。

この作戦が成功し、オデッサ奪還の報告がパースに届いたのは一日遅れの11月10日だった。そして、その報告と共にジャブローから新たな命令が各方面軍に通達される。

パースHQは追撃の任務を受け、サザンクロスの部隊と合同で作戦の準備に入っていた。

「諸君!遂に地球からジオンを追い出す時が来た!先の作戦により、ジオンはオデッサを捨て宇宙へと脱出を図った。だが、まだ地上には残存するジオン軍がいる。本日を持って、ジオン追撃作戦がジャブローより発令された。諸君らの働き如何で戦局が変わると言っても良い。諸君らの健闘を祈る!」

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マクドガル中将の激励に続き、アオシマ少佐並びにキリシマ大尉が各部隊の役割を通達する。

「陸戦型ガンダム3機並びにホバートラックを擁する第1小隊は遊撃を兼ねて、敵勢力の威力偵察を命ずる」

この小隊の隊長はジョニー・イズミ中尉である。

「次にガンタンク2機による、遠距離支援部隊は独立部隊とする」

「ジム・コマンド改2機とガンキャノンの複合小隊は第2小隊と呼称し、中距離支援を命ずる」

この部隊はサザンクロス教導団の隊員で編成されている。

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「そして、ファルク・ホーガン中尉率いる部隊は第3小隊と呼称し、編成隊員はキョウスケ・ナンブ軍曹とア・ナール・カッパ軍曹とし、敵部隊の陽動を命ずる」

この小隊の隊長はファルク・ホーガン中尉である。

「なお、ファルク中尉はアックスボンバーの使用を禁止する」

この通達に笑いが起こるが、当の本人は気にしていなかった。

「最後になるが、ベッピン・ゲイ・ブレード少尉率いる部隊は第4小隊と呼称し、敵勢力の掃討を命ずる。厳しい任務となるが遂行を期待する」

ベッピン少尉と一緒に地獄めぐりをするハメになったのは、ケン・カドマツ少尉とアレン曹長である。

なお、レッタ・アーウィング三等准尉は別命で行動している為、今作戦には参加しない。

「以上で部隊編成を終了する。作戦開始は0930時だ。各自、出撃の最終チェックを怠るな」

1時間ほどのブリーフィングではあったが、さほど苦にはならなかった。

いよいよ、連邦の大反撃が始まる。パース近辺で隠密偵察していたジオンの部隊は慌てて拠点に戻る。

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「ま、まずい!我々の拠点が見つかったらしい。すぐに戻って防戦の準備を報告せねば!」

慌てて踵を返すザクスナイパーとドムトローペン。だが、その後を追跡するコアファイターに気づいていなかった。

オデッサ作戦を境にいよいよ地上戦線は佳境に向かう。

連邦もジオンも戦力を宇宙に向けるが、地上戦線の終戦は未だ見えなかった。

時に11月11日。オセアニア地区の総力戦が幕を開けたのだった。

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2009年6月25日 (木)

フルスケール ガンダムに乗りたいw

今、お台場でリアルスケール(1/1)のガンダムが完成目前になってて、ネットで話題になってますね。

おいら、正直言って「ここまでやるか?」って思いましたもん。

仮にやるとして、どうやって設置するの?という疑問もあったのね。

けど、それを見事にクリアしてしまった・・・。やる事凄いわw

んで、もうすぐ公開だけど、一つ疑問が。

これ、公開終わった後どうするの?やっぱ爆破?www

まぁ、さすがに爆破はないか。オークションというか競売に掛けられたりしてな。

仮に落札したとして、移動&設置が非常に大変だなw

コイツの総重量は相当なもんだろ?下手に地盤が弱いところに設置したら、自沈してしまうがな。

「ガンダム、大地に沈む!」なんて洒落にもなんねぇよwww

まぁ、ギャグは置いておいてだ。これに乗ってみたいと思う奴は俺だけじゃないはずだ。

コイツにコクピットがあったら、ぜひ乗り込みたいね。

何年後になるか判らないけど、このガンダムが動く事を俺は期待してる。まぁ、それまで生きてるか謎だがw

んで、韓国では早くも日本に対抗せすべし!と対抗心を燃やしてるそうなw

いや、あの・・・。ちょwwwおまwww

「文化乗っ取り&パクリはもう良いですから!www」

ホントに何でもかんでも対抗心燃やすの止めて下さい。日本はそんな事してもらう為にやってませんから。

今年の夏は本当に凄い夏になりそうだな!それまで、俺の財布が持つかどうかだがwww

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2009年6月22日 (月)

ガンダム ~名もなき兵士のレクイエム~  復帰

ロリマス・キリシマ大尉の指導の下、より実戦に即したフォーメーションの確認とペイント弾を使った模擬戦がパースの北東40kmの地点で行われていた。

「さて、そろそろ模擬戦を始めたいのだが、カドマツ少尉はどうしたのだね?」

模擬戦が行われる事を彼には伝えてあった。そして、本人も参加すると意思表示をしたのだった。

「アイツ、そう言えば乗るMSあったか?」

疑問に思ったベッピン少尉が、アレン曹長に聞く。

「さぁ・・・?今朝、朧商会に出掛けたみたいだな。そこでMS調達するんじゃないのか?」

「朧商会にねぇ・・・。俺が見た時MSなんかなかったぞ」

パースにジオンが攻込んで来た時にMSの影形すらなかったのだ。

「もしあるなら、俺が思うにはたぶんジャンクだな。正規ルートのMSじゃないと思うね」

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そして、ベッピン機のとなりには戦線復帰したカッパ軍曹が居た。ベッドで相当うなされたらしい。

「やっと、復帰したと思ったら、いきなり模擬戦だもんな。まぁ、病み上がりにはこれくらいが良いけど」

他愛のない事で盛り上がる3人。だが、キリシマ大尉は本気でぶっ飛ばそうかと考えていた。

そして、遅れる事10分。やっと本人がMSに乗って現れる。

「遅れてゴメン。ちょっと道が混んでたもので・・・」

と、言い訳をするがすぐに突込みが来る。

「アホ!MSに渋滞なんか関係ねぇだろ!どこで道草してたんだ?」

突っ込みを入れたのは、ベッピン少尉だった。そして、一同は彼のMSを見て唖然とする。

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「なぁ・・・。あれって、ドリルだよな?」

見慣れないブツを見て、どう応えて良いのか迷うベッピン少尉。

「回ってね?」

それを見て、一同にベッピン少尉が聞く。

「回ってるねぇ・・・」

アレン曹長もどう答えていいのか回答に窮してる。

「凄い勢いで回ってる・・・」

カッパ軍曹もそれを見て、どん引きしていた。

「ふははははは!どうだ!びびったか!?これぞ『愛』だ!これぞ、『若さ』だ!」

唖然とする連中を見て、カドマツ少尉が自慢する。

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ジムの股間から妙に伸びた物体・・・。それはドリルだった。

「これぞ、ウンバホ様の御神体だ!皆の者控えよ!!」

あまりにもアホな登場に一同は会議を始める。

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「どうするよ?アイツをこのまま放置プレイするか?」

「それやると返って、こっちもとばっちり受けるような・・・」

「股間のドリルをへし折ろうか?」

さすがのキリシマ大尉も呆れて、声が出ない。

「・・・。お前らの小隊って、ろくな奴がいないんだな。噂どおりと言うべきか」

そんなやり取りをしているベッピン少尉達を尻目にやる気満々のカドマツ少尉。

「おら、おら!挑戦者は居ないのか?」

明らかな挑発である。そして、腰を前後に動かしながら、踊りだす。

その様は、パースのHQにも流れていた。

「ぷ・・・・。くくくくく・・・。あはははは!」

HQ内の通信兵が笑い出す。それにつられて他の兵士達も爆笑する。

「何をやっとるんだ。あのバカどもは!」

温厚な性格で知られるマクドガル中将だが、さすがにこれを笑う事が出来なかった。

「編成するというのに、こんな遊びやってる場合じゃない。キリシマ大尉は何をやってるんだ」

マクドガル中将の隣にいた、アオシマ少佐もあきれ返る。

HQが爆笑の渦に巻き込まれていたが、現場はもっと凄い事になっていた。

なんと、復帰したばかりのカッパ軍曹のジムにカドマツ少尉のドリルが刺さったのだ。

「ぎゃ~~!俺の後ろに立つな!!って、ドリルで刺すなよ!!」

だが、既に遅し。ジムの尻にドリルが突き立てられた。それを見ていたベッピン達は一斉に逃げ回る。

「ちょ・・・。マジか!?あのドリルやべぇよ!」

「あれで、MS壊された日には相当落ち込むぜ・・・」

ベッピン少尉とアレン曹長が絶句する。

腰を前後に動かしながら、迫るジムを誰が予想しただろうか?さすがにキリシマ大尉も逃げ出す。

「あれでやられたら、俺、教導団に居られなくなる・・・」

股間のドリルでMS大破なんて、笑いものになってしまうのだ。それだけは彼のプライドが許さない。

逃げ惑うベッピン達。だが、そこに猛ダッシュで迫るガンキャノンが居た。

「何やってんだ!お前ら。ったく、キリシマ大尉も!」

そこに現れたのはファルク中尉だった。

「HQのモニタールームで見てたら、とんでもない事になってるから焦ったぞ」

そう言ってカドマツ少尉のジムを見返す。

「俺にあれをやらせたいらしいな・・・。坊主」

不意に彼の左腕が高く掲げられる。

「伝家の宝刀を見よ!受けよ!アックスボンバー!!」

魔改造したジム目掛けて突進を開始する。

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一瞬で勝負は決まった。足の遅いガンキャノンだが、扱いに慣れればどうという事はないのだ。

アックスボンバーがジムにヒットする。その瞬間、辺りに鈍い音が木霊する。

それを見た、一同が息を呑む。

「折れ・・・た・・・」

「見事に折れたねぇ・・・」

「俺の後ろの処女を返せ!」

それぞれが叫ぶ。

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「う・・・。ウンバホさまぁ~~~!」

折れたのはジムの首ではなく、股間に設けられたドリルだった。なぜ、折れたのか知らないが、ひどい折れ方をしていた。そして、カドマツ少尉は泣きながら、何処かにへ走り去った。

電光石火のようなファルク中尉のアックスボンバーをベッピン達は、心の底から恐れるのだった。

この出来事はHQにも流れており、更に爆笑の渦を広げる結果になった。

ベッピン達の眼差しを受けていた、ファルク中尉が例のアレをやった。

「いっちば~~ん!」

右手を高く掲げて、人差し指を天に向ける。そして、しゃがむと予想もしないアクションを取ったのだ。

「また、つまらぬものをやってしまった・・・」

それを見ていたベッピン達一同は心の中でこう囁いた。

「お前は石川五右衛門かよ!?」と。

だが、数分過ぎた頃カドマツ少尉が戻ってくる。そして、よりグレードアップしていた。

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「なぁ・・・。また元に戻ってるよ?しかもなんか股間が厚いし」

早速、ベッピン少尉の突込みが来る。

「ふははは!ウンバホ様は何度でも蘇るのだよ!」

以前よりも俄然、やる気満々のカドマツ少尉。だが、予想外の損害が出た為、模擬戦は中将の中止命令を受けて即座に中止された。その後、カドマツ少尉は始末書を書くハメになったのだった。

一方、パースでバカ騒ぎが起きていた頃、スフレ中尉の新型MSの実戦テストがサザンクロスの北東150kmの地点で行われていた。教導団のジム・コマンド相手に実戦方式でデータを取っていく。

「中尉。どうです?この新型の性能は?」

実戦テストに参加しているジム・コマンドのパイロットから無線が入る。

「いい機体なのは判るんだけど・・・。私は『トゥーハンド』なのよ?何で、格闘戦しなきゃなんないのよ!」

スフレ中尉は射撃戦において、その真価を発揮するのだ。白兵戦もこなせる事は無論だが、やはり彼女自身、射撃が好きなのだ。

「まぁ、そう言わずに。今度はガンランスのテストやりますよ」

渋々、次のテストをやるスフレ中尉。だが、同行していたホバートラックがジオンの機影をキャッチする。

「中尉!ここから2時の方向にジオンの機影を確認、数は1」

「こんなところで何やってるのかしら?とにかく向かいましょう!」

テストを中止して、ジオンと思われる機影を確認しに向かう。

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何処かで部隊とはぐれたらしいマゼラを見つけた。反撃もあったが、勝敗はあっけなく付いた。

「コイツ・・・。ここでなにやってたんでしょうね?」

疑問に思うの無理はない。現段階でジオンの遊撃はキャッチしてないのだ。

脱出に失敗したマゼラトップが爆発し、パイロットは外に投げ出されていた。残念ながら即死していた。

「生きていれば、何か情報引き出せると思ったのに・・・。ジム・トルーパーの突進力は半端ないわね」

手加減が難しいガンランスを呪いながらも、一行は手掛かりがないか捜索する。

そして、数分後にスフレ中尉がある手掛かりを見つける。見つかったのはマゼラベースのコクピットからだった。

「ねぇ・・・この花・・・。この辺に咲いてる花かしら?」

見た事もない珍しい花だった。それを見たホバートラックの隊員が声を上げる。

「それ・・・。エアーズロックにしか咲かないサボテンの花じゃないですかね?」

「それ、確かなの?」

スフレ中尉が聞き返す。

「断定は出来ませんが、恐らくそうじゃないかと。HQで検査したほうが良いと思いますよ。戻りましょう」

同行した教導団の隊員の言葉を聞いて、引き返す事にしたのだった。Img_0293

サザンクロスのHQに戻った一行は、持ち帰った花びらの検査の依頼をした。

確かにエアーズロックでしか咲かないサボテンの花だと回答が出たのだった。

このことがきっかけとなり、やがて訪れるジオン掃討作戦の作戦立案が作戦司令部で開かれる事になった。

オデッサ作戦開始まであと3日に迫ったが、ジオンもまた宇宙へ逃げる手筈を整えつつあった。

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2009年6月15日 (月)

ガンダム ~名もなき兵士のレクイエム~  証言

BD-01を巡るジオンとパース防衛部隊の攻防から一夜明けたパースは、既に復旧作業が始まっていた。

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基地外部に被害が集中した為、中心部はそれほど深刻な被害はなかった。しかし、パースに住む人達にとって、今回の騒ぎは連邦軍が起こした事件だと認識された。反連邦を掲げる人々がデモを起こすなどして、一時的にだが、外出禁止令を発令するという異例の事態に陥った。これに対しマクドガル中将は自ら記者会見に応じ、全住民に謝罪をしたのである。

必死の謝罪で、市民の暴動を何とか防ぐ事が出来たのである。

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家を失った人も少なからずいたが、住宅保障を連邦法で定めている為、新築とは言わないが、程度の良い物件を支給する仕組みになっている。暴動などで治安を悪化させる事のないように連邦が考えついた苦肉の策だった。

一方、今回の事件の中心にいる人物に対する査問会がパースの法廷で行われていた。

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「これより、臨時査問会を開始する。各自、連邦憲章に則り、嘘偽りのないよう細心の注意を払ってもらいたい」

切り出したのはマクドガル中将だった。当然といえば当然である。基地の最高責任者なのだから。

「ケン・カドマツ少尉、君は2週間前MIA(missing in action)に登録されたが、その間どうしていたのだね?」

カドマツ少尉は第01MS防衛小隊に所属していた。先の戦闘以前に第04MS防衛小隊と合同で絶壁に囲まれたジオンのキャンプを襲撃したのだが、その際ザクと共に谷底に落ちていったのだ。その戦闘で第01MS防衛小隊のMSは大破し、現在もパイロット達は入院している。

「ザクと共に絶壁から突き落とされた後、自分は身動きが取れませんでした」

「身動きが取れないとは、どういうことだね?」

「正確に申し上げると、ジムの左足首が破損し行動不能になったのです」

「君自身は怪我しなかったのかね?」

「自分も打撲で満足に身動きが出来なかったのですが、原住民たちが自分をジムから引っ張り出して看病してくれたのです」

オーストラリアの原住民とは「アボリジニ」を指す。彼らは連邦の保護下に置かれており、比較的穏やかな性格で争いを好まないのだ。

「なるほど。君が消息を絶った地域は確かにアボリジニのコロニーに近いな」

「はい、自分は彼らに命を助けられました。だからこそ、彼らに恩返しをしたかったのです」

「それが、ウンバホだと?」

「ウンバホとは原住民が古くから崇拝する神です。ウンバホを見た時確信したのです。ウンバホを宗教として広めるのが自分の役目だと」

傍聴席から失笑が聞こえる。だが、そんな事はカドマツ少尉には気にならなかった。

「カドマツ少尉、君の動機を信用するとして、君はBD-01をどうするつもりだったのだね?」

この問いに傍聴席の失笑は消え、替わりに沈黙が訪れる。

「実は数日前、自分はサザンクロスに戻って来てました。酒場で酒を飲んでいる際にある男から金を渡されて、『写真に写っているMSを奪って、適当に戦闘すれば金をやる』と持ちかけられたのです」

重大な証言に法廷がどよめく。

「その儲け話を持ち掛けた男とは、何者だね?」

マクドガル中将の視線がカドマツ少尉に向けられる。

「酔っ払っていたので良くは覚えてないのですが、確かジャマイカン何とかって名前でした。素性は良く判りません」

ジャマイカンという名前にアオシマ少佐が反応する。

「バスク・オム・・・。奴がこれに絡んでいたのか・・・。何てことだ」

その言葉にマクドガル中将が聞き返す。

「少佐、それは本当かね?」

「はい。現在、ルナツーでバスクの命令を受けて作戦行動中だと思います。地上にいるはずがないと思うのですが、その名前は連邦内部であまり知られていません」

「その名を語った人物が当人なら、別命で動いている事になります」

ジャマイカン・ダニンガン・・・。グリプス戦役でバスク・オムの補佐官として活躍する事になるのだが、一年戦争が終結するまでは無名の大尉だった。(後に少佐に昇格する)彼の周囲に対する高圧的な態度は自ら人望を削いでいた。自業自得といえばそれまでだが。

「少佐の話が事実なら、これは大問題になるな。少尉、重大な証言をありがとう」

「我々としては、君をこのまま戦隊に復帰させるつもりは毛頭ない。君には営倉入りと多額の賠償金を払ってもらう」

「・・・覚悟は出来ています。どんな刑罰でも受けます」

カドマツ少尉は既に決心していた。顔を上げて中将を真正面から見る。

「良かろう・・・。だが、ここで一つ取引をしないかね?」

思いもよらない提案にカドマツ少尉は困惑した。

「取引・・・ですか?」

「そうだ。君は自分の置かれている立場がまだ判ってないようだな。君は体よくジャミトフの政治道具に利用されたのだよ。そして用が済めば、殺される運命にある」

「殺される!?なぜ・・・。なぜですか!?」

「君には政治的な事は判らないと思うが、今回の件は表立って公表してはならない事なのだ。そして、君は我々に資金提供者が誰か答えてしまった。これで君は彼らの暗殺ターゲットになったのだよ。連邦評議会で君が証言すれば、全てが水の泡だからな」

「そこでだ。君の身の安全を保障する為に取引を提案したのだよ」

事の重大さに気づいたカドマツ少尉は顔から血の気が引いて、真っ青になっていた。

「本日付で、第01MS防衛小隊の任を解き、MIAを解除する。我々は君の身を守る為に部隊編成を行い、ジオン残党の掃討作戦を名目に君を秘匿する。評議会で発言してもらう為にな。この取引に不満かね?」

願ってもいない事だった。自分の身を守ってくれるだけでなく、また戦場に出れるのだから。

「取引に応じます!やった事の重大さは良く判っていますから。それにむざむざと殺されたくはないですからね」

「取引成立だな。アオシマ少佐、すぐに部隊編成を始めてくれたまえ」

「これにて臨時査問会を終了する。尚、この査問会の記録は抹消してくれ。恐らく数時間もすればジャミトフの使いがジャブローからやってくるだろうからな」

法廷に出席した全ての人間が、中将の命令に従った。

「それからMS整備班は至急、BD-01のバトリングレコーダーを取り出してくれ。そのレコーダーも一緒に提出を迫ってくるだろうからな」

傍聴席から質問が飛ぶ。

「BD-01のバトリングレコーダーを改変するのでありますか?」

「うむ。あのデータを素直に渡せば、強化人間実験の重要なデータになってしまう。なんとしてもそれだけは避けたいのだ」

「以上で、質問は終わりかな?では、解散しよう。各自他言無用で通してくれたまえ」

マクドガル中将の予告どおり、数時間後にジャブローから査察官を名乗る男がやって来た。改変したデータを受け取って、ジャブローにまた戻って行ったのだった。

一方、部隊編成が既に始められていて、MSハンガーには新型MSが到着していた。

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「これが新しいMSかぁ・・・」

ハンガーに新しく寄越されたのはジム・コマンドだった。マーキングも何もしてない機体をベッピン少尉は見上げていた。

「少尉、気に入ったか?この機体はお前の新しい機体になる。大事に扱えよ」

ベッピン少尉の背後から声を掛けて来たのはアオシマ少佐だった。

「少佐、自分は何も功績を挙げてません。なのに、なぜ俺に?」

「非常に言いたくない事だが、今回のBD-01の件を他言無用にしてもらいたいのだ」

「つまり、口封じという事ですか?」

「そうだ。あの機体を見た隊員も同様に口封じの名目で昇進させる事が決まった。不満か?」

「いえ・・・。ですが、なぜ口封じを?」

「大きな声では話せないが、ジャブローのスパイが潜り込んでいる。操縦していたパイロットを保護したいのだ。だから余計な詮索はしないで欲しい」

「了解しました。隊員にも伝えておきます」

「2時間後、ブリーフィングルームに集まってくれ。部隊編成するのでな」

そう言い残すと、足早にその場を少佐は去っていった。

ケン・カドマツ少尉もこの部隊編成に参加するのだが、彼のMSは大破してこの基地にはない。その為、朧商会に頼んで、ジャンク品を集めたジムに乗る事になったのだ。

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このジムを見て、カドマツ少尉は絶句した。

「うわ!きたねぇ~。何このオンボロは?これで戦えるのかよ?朧さん」

微妙な揺れ方をするアフロを気にしながら、朧メカニックマンがやってくる。

「バカもん!これでもまともなほうだぞ。文句言うならMSやらんぞ」

「判ったよ。判ったよ・・・。金は後で払うよ。でも、このジム・・・。なんか物足りないな」

中古パーツの継ぎ接ぎだらけのジムを見て、少し考え込んだ。

「よっしゃ!朧さん。そこらにあるパーツを俺にくれないか?魔改造したいんだ」

何を思いついたのか判らないが、彼の頭脳にはイメージが出来上がっていた。

「勝手にしろ!改造して使い勝手が悪くなっても知らんぞ。そこらのガラクタを持って行け」

そういって、ガラクタの山を指差す。

この魔改造が後に大騒動を起こすとは誰も思っていなかった。そして、スフレ中尉の乗る新型ジムと教導団のジム・コマンドがジオン残党狩りの手がかりを見つけることになる。

オデッサ作戦開始まであと6日に迫っていた。

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2009年6月 7日 (日)

ガンダム ~名もなき兵士のレクイエム~  収束

アレン軍曹とナンブ伍長の必死の抵抗も虚しくじりじりと追い詰められて行く。

「この機体を動かすパイロットって一体何者だ?あり得ない反応速度だぞ」

自動制御で照準合わせするが、コンピューターでさえ照準が定まらない。

「軍曹!こっちの弾薬切れました。後は格闘戦しかありません!」

ナンブ伍長の使用するガトリングガンは大量の弾薬を必要とするタイプである為、すぐに弾切れを起こしてしまうのだ。それ故に破壊力は抜群である。当たればの話だが。

「伍長、こっちもそろそろやばい。ブルパップマシンガンの弾薬が切れたら、残りはキャノンしか残ってない。この近距離では意味を成さないがな」

そして、数分後には完全に弾薬が底を付く。

それを見計らってか、BD-01は回避運動を急に止めて、ゆっくりとこちらを振り向いた。

「も、もうだめだ・・・!」

二人が諦めかけたその時だった。BD-01に対し的確な攻撃を行う陸戦型ジムの姿が見えた。

「大丈夫か?二人とも。ここは俺に任せて、負傷した少尉を担ぎ出せ。邪魔になる」

そこには、見た事もない陸戦型ジムが彼らの目の前にいた。

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「ったく、こんなふざけたシロモノを暴走させんじゃねぇよ」

目の前に現れたBD-01をキリシマ大尉は苦々しく見つめる。

そして、BD-01もキリシマ大尉を敵とみなし、攻撃を開始する。

EXAMが発動しているのにもかかわらず、BD-01の攻撃をさらりとかわしていく。

それを見たアレン軍曹とナンブ伍長は見惚れてしまう。

「す・・・。すげぇ・・・。一体、誰なんだ?あの人は」

彼らの口から漏れるのは感嘆の声だけだった。そして、正気を取り戻したベッピン少尉が目を覚ます。

「う・・・。いってぇ~~。思いっきりぶちかまされて何が起きたか理解出来なかったぜ」

ヘルメットを被ってたとはいえその衝撃は凄まじく、軽い脳震盪を引き起こすには十分だった。

ベッピン少尉は目の前で起きている光景に目を疑った。

「あ、あの機体・・・。サザンクロス教導団じゃねぇか。キリシマ大尉が来たのか?」

ベッピン少尉はパースに配属される少し前に教導団で、MS戦闘を叩き込まれた。その時の上官がキリシマ大尉だったのだ。

「相変わらずスゲーな・・・。何度やっても勝てないわけだ」

ベッピン少尉の呟きを聞いていた二人は改めて、キリシマ大尉の凄さを知る事になった。

「そろそろ、お開きにしようぜ。なぁ?蒼き死神さんよ」

BD-01の活動時間は非常に短い。その短時間で決着が付かなければ、BD-01は唯の木偶の棒になってしまう。冷却期間を取る為だ。

その限界をパース司令部から聞いていたのだった。

「色々ぶち壊したお礼をたっぷりとしたいところだが、お前の動きを封じて幕引きにさせてもらう」

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「彼が携帯してきたのはネットガンである。非殺傷武器と聞こえはいいが、使い方次第では恐ろしい武器になるのだ。特に機動力を重視したMSにとってはやっかいな武器である。

BD-01のシステムが遂に限界活動を迎える。そして、その瞬間を逃さずにネットガンを放つ。

拡散したトリモチ付きのネットが四方に広がる。

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だが、そこはベッピン小隊がいつも世話になっている街工場の前だった。

「こ、こんなところで戦闘するな!」

工場から飛び出してきたのは避難していたはずの朧メカニックマンだった。だが、その叫びは届かない。無情にも工場の目の前でBD-01の動きが止まる。そして、トリモチが周囲に飛び散った。大量のトリモチが彼に降りかかる。当然ながら、自慢のアフロはベトベトだ。

「俺のトレードマークがぁ・・・・」

がっくりと膝を付きorz状態になる。ちなみにトリモチが髪の毛にくっつくと普通には取れないのだ。散髪して取り除くしかない。トリモチまみれの頭髪を触ると決意したかのように呻く。

「ハゲになってやるぅ・・・」

その後、彼のアフロはどうなったかは誰も知らない。

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長かった夜が明けた。そして、朝日を浴びるキリシマ大尉。彼の機体を見てたアレン軍曹とナンブ伍長は己の未熟さを痛感したのだった。

一方、Sフィールドの防衛に身を投じていたスフレ中尉は2機のジムコマンドと共にジョニー・ライデンが操るドムと戦闘を繰り広げていた。

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「少佐、前方から急速に接近する機影あり。数は3」

「ジムと・・・。新型?見た事もない機体が混じってます」

だが、ジョニー・ライデンに少し心当たりがあった。

「その機体・・・。サザンクロスの教導団だな。隊長機も恐らくな」

「教導団が出てきたって事は、新型奪還は失敗したと見て良い。撤退する」

ジョニー・ライデンが退却しようとしたが、既に遅かった。

「後方に1機!いつのまに!?」

「囲まれたか・・・。包囲を突破するぞ!」

ジョニー・ライデンは2機のドムに指示を出しながら、突破の道を探していた。

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「逃がしはしない!真紅の稲妻とやらの実力を見せてもらうよ!」

そう言いつつ、ジムコマンド1機と共に間合いを一気に詰める。

「くっ!さすが教導団。すんなりと逃がしてはくれないか」

散開して相手を撹乱しながら、確実に仕留めるのがドムの基本的な戦い方である。だが、相手との間合いが近いとホバーの特性上、急転回が出来ないのだ。

そのドムの弱点とも言うべき特性を、スフレ中尉は見逃さない。

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「今よ!キャノンでドムを誘い込んで!」

中尉の指示を受けた中距離支援タイプのジムコマンドが、砲撃を開始する。

その的確な射撃はドムを追い詰める。

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何度か回避したが、遂に背後から240mmキャノンの直撃を受ける。

「ぐあ!少佐、やられました・・・。後を頼みま…ガーーーーーー・・・」

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「ニコライ!脱出しろ!!」

ジョニー・ライデンの叫びはドムのパイロットには届かなかった。そして、その隙をスフレ中尉は見逃さない。

「そこ!もらったぁ!!」

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背後に回り込まれるとドムは極端に無防備になるのだ。その背後から100mmマシンガンを撃ち込む。

「さすがにこのままではやられる。悔しいが撤退する」

被弾したものの辛うじて戦闘は続行できた。しかし、部下を失い、軽微とはいえ損傷を受けたドムでは満足に戦えない。

ジグザグに動きながら、ジムの攻撃を振り切った。

「ちっ。逃げ足だけは速いね。今度は逃がさないよ」

舌打ちをしつつも、追い返した事で任務は達成された。

朝日の昇るパース。何時もと違うのはBD-01によって派手に壊された基地内部だった。

あちこちで修復作業が始まっていた。

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頭部を破壊せずに拘束に成功したBD-01は、連邦軍のハンガー内で厳重に保管される事になった。

「良くやってくれた、キリシマ大尉。そしてスフレ中尉もな。心から感謝する」

「いえ、中将には何度も助けられております故、ねぎらいの言葉だけで十分であります!」

パースのHQで二人はマクドガル中将に呼ばれていたのだ。そして、今後の事について話し合う事になった。

「さて、BDー01を暴走させたパイロットについてだが、査問会に出頭させようと思う。反対意見はないかね?」

「中将、お言葉ですが、軍法会議ではないのですか?それ相応の事件だと思いますが」

こう切り出したのはスフレ中尉だった。

「実はこの件について、ジャブローは不問にすると言ってきたのだ。軍法会議に掛ける必要はないとな」

二人はマクドガル中将からそんな言葉が出てくるとは思ってなかった。まさかの言葉に絶句した。

「これだけの損害が出たんですよ?第02MS防衛小隊の陸戦型ジムが全滅し、基地施設にも多大な損害が出たのに!なぜですか?」

「そう、食って掛かるな。スフレ中尉。私だってこんな茶番は認めたくはないのだよ。だが、ジャブローの命令は絶対だ。判るだろう?君らも」

長い沈黙が訪れる。誰一人、納得がいかなかったが、命令に背く事は許されない事くらい理解していた。頭では判っていてもやはり、納得できなかった。

不意に秘匿通信が入ってくる。発信者はジョン・コーウェン准将(後に中将に昇格する)だった。

「お久しぶりです、中将。BD-01の件についてですが、お知らせしたい事があります」

「おお!久しぶりだな、ジョン。何かあったのか?」

「はい。今回の黒幕が誰なのか突き止めたのです。なんと黒幕はジャブロー内部の人間です」

あまりも信じがたい内容だった。

「黒幕は誰なんだね?」

中将がコーウェン准将に聞く。

「中将、ジャミトフ・ハイマンという男を知ってますか?」

「ジャミトフだと?あの男、強化人間研究を盛んに議会で叫んでいたな」

「なぜ、奴が黒幕だと?」

「今回の件は強化人間の実験データを作り出す第一歩なのです。その為にテストするよりも実戦でデータを集めるのが目的なのです」

「それで今回の事件を引き起こしたと?それが事実なら、由々しき事だ。反逆罪で逮捕出来ないのか?」

その問いに、コーウェン准将は声のトーンを落とす。

「確証はありますが、証拠が何一つないのです。証拠なしには捕まえる事が出来ません」

それを聞き、腐敗の根の深さを改めて思い知ったマクドガル中将だった。

「くっ。悪巧みに関しては奴の右に出る者はなし・・・か」

「はい・・・。ですが、そちらに潜り込んでいると思われるスパイを尋問すれば何か証拠が出るかも知れません」

「むう・・・。判った、ありがとう准将。この件はジャミトフに知られてはまずい。慎重に行動したまえ。暗殺というシナリオもあるんでな」

「お心遣い、感謝します。また、何か情報がありましたらこちらに通信しますので。では」

ジオンの密偵による内偵かと思いきや、ジャミトフによる意図的な情報漏洩だった事に一同はショックを隠せなかった。

オデッサ作戦開始まで、あと1週間。時に0079年10月30日だった。

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2009年6月 6日 (土)

ガンダム ~名もなき兵士のレクイエム~ 死神

ベッピン小隊がBD-01と対峙を開始した頃、Sフィールドでは陽動していたザク2機と第03MS防衛小隊が戦闘を繰り広げていた。

「ザク2機?もう1機いた筈だよな?」

同隊長のイズミだった。

「まさか、Nフィールドの格納庫に向かったのか!?まずい」

イズミの問いかけにハッと気がついたファルク中尉。

よく見れば指揮官機がいない。

「くっそー。遅かったか」

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だが、目の前のザクを倒さなければ、援軍に駆けつけないのだ。

「やったろーじゃねぇか!来いよ!」

ガンキャノンに挑発されてムカッと来ない、ジオン兵はいない。

案の定、誘いの乗って来た。

「伝家の宝刀を見せてやるぜ~!」

ガンキャノンの左腕をL字の曲げて、突進して来るザク目掛けて走り出す。

「受けよ!アックスボンバー!」

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ラリアットが諸にザクにヒットする。そして、辺りに鈍い金属音が響いた。

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数秒もせずに地面に叩きつけられたザクによって、凄まじい地響きが起こる。

「・・・マジでやるかよ。信じられん事やる奴だ、全く」

これを見ていたイズミ中尉は驚きと同時に呆気に取られていた。

そして、彼のトレードマークである絶叫が木霊した。

「イチバ~~~~ン!」

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さすがにこれにはイズミ中尉も呆れた。

「プロレス好きもここまで来るとアホだな」

僚機をプロレス技で仕留められ、格上の相手を前にザクのパイロットは自棄になって突進して来た。

「そんなにしてまで、死にたいか?命だけは助けてやろうと思ったのに」

イズミ機に突進するザクを見て、イズミは渋々ビームサーベルを抜く。

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ヒートホークを振り上げながら、ザクのパイロットが叫ぶ。

「ジオン公国に栄光あれー!」

ヒートホークとビームサーベルがすれ違う。僅かながらにビームサーベルがザクに届いた。

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一瞬の出来事だった。交差する互いの武器のリーチが違いすぎたのだ。振り下ろす速度はヒートホークの方が速い。だが、その差を埋めるにはビームサーベルで十分だった。

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「少しやばかった・・・。バンザイアタックはいつ見ても気分の良いものじゃないな」

戦い慣れしているパイロットでさえ、恐怖を感じるのだ。追い詰められると人間は何でもやると良く聞くが、戦場でも同じ事が言える。例え、それがMS相手であってもだ。

「何とか、こっちは片付いたな。ファルク中尉、すぐにNフィールドに応援行くぞ!」

すぐさま、体勢を整えて応援に向かった。

一方、BD-01に乗っているアゴなしケンもといケン・カドマツはコクピットのコンソールで怪しく光るボタンを見つける。

「ん?これ、なんだ?まさか自爆装置じゃないよな・・・?」

恐る恐る、調べてみる。

「え・・・えぐ・・・。エグザム?」

このMSついて無知だった彼は、何を意味するのか判っていなかった。

「けっ!酒とヨッパが怖くて、MS乗ってられるかっての!ポチットな!」

ボタンを押した瞬間、基地全てが凍りつく。

「し、司令!大変です!EXAMシステムの始動信号をキャッチ!BD-01が目覚めました!!」

CICに悲鳴とも似つかない絶叫が響く。

「なんてこった!遂に恐れていた事が起きてしまったか・・・」

最悪の事態を招いた事で、基地全体に被害が及んでしまうのだ。

「マクドガル司令。こうなった以上、サザンクロス基地から応援を求めましょう。我々では抑えられません」

「むぅ・・・。借りは作りたくないのだが・・・。やむを得んな」

「アオシマ少佐、至急サザンクロス基地に連絡してくれ。教導団のキリシマ大尉とスフレ・ノーム中尉を応援に回すように頼んでくれ」

「え・・・?スフレ・ノームって・・・。あの「ツー・ハンド」で有名な彼女ですか?」

「そうだ。君も彼女の活躍は聞いているだろう?」

「はい。確か北米大陸のニューヤーク攻防戦で凄まじい戦果を挙げたとか」

「その彼女のもう一つの名を知っているかね?」

「もうひとつ・・・。ですか?」

「そうだ、もう一つの通り名は「弾踊り(バレットダンサー)と呼ばれているのだよ」

凄腕のパイロットは時として、辺境の地に居たりするのだ。彼女がなぜ、オーストラリアに来たのか?それはおいおい説明しよう。

パースから要請を受けたサザンクロス司令部はすぐに2人に出撃命令を下す。

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そして、数十分程度でパースに到着する。

「こちら、サザンクロス基地所属の第12輸送部隊「ストロベリー・サンデー」だ。荷物を届けに来たぞ、これより降下させる。間違って撃つなよ」

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降下して来たのは、サザンクロス教導団の一人だった。

「こちら、サザンクロス教導団所属のロリマス・キリシマだ。現状を教えてくれ」

パースの司令部とコンタクトしながら、パース基地内部に降下する。

「マクドガルだ。キリシマ大尉、君達に面倒を押し付けてしまってスマンな。君達の手を借りなければならない事態が起きた。協力して欲しい」

「了解です、マクドガル中将。スフレ中尉は地上から2機の護衛と共にSフィールドの防衛に向かってます」

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キリシマ大尉がパースに降下した頃、スフレ中尉は小隊を組んでパースに向かっていた。

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スフレ・ノームの搭乗する機体はカスタマイズされた陸戦型ジムである。

迷彩塗装が施されていて、多少ながらもステルス性能を有した機体だった。

「こちら、スフレ・ノーム。パースSフィールドに現着しました。指示をお願いします」

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2機のジムコマンドを率いて防衛に当たるが、本来のジムコマンドと違う事に気づいただろうか?この2機も教導団のメンバーであるのだ。故に特別装備を施しているである。

一方、BD-01にやっと追いついたベッピン小隊はEXAMが発動している事に全く気づいていなかった。

「いきなり常人離れした動きしやがった。何なんだアレは?」

さすがに驚きを隠せないベッピン少尉。

「隊長、アレと戦うのは無理です!援軍を待ちましょう!」

アレン軍曹が距離を置こうと提案する。

「軍曹。気持ちは判るが、アレを外に出す訳にはいかないだろが。無茶でも何でも抑えるしかないんだ」

「頭部を破壊すれば、停止すると司令部は言ってましたが、何の事でしょうかね?」

疑問に思ったナンブ伍長が聞いてくる。

「さあな。だが、あの機体には何か仕掛けがあると思う。それを壊せという事だろ」

無駄口を叩いていた時だった。不意にレーダーに反応が映る。だが、もう遅かった。

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ビルの陰から突然、タックルをかまされたベッピン機。その衝撃でベッピンは気絶する。

「な、いつの間に!」

あまりの速さに追いつけない二人。

「マジで洒落にならねぇよ、アレは」

「逃げましょう!アレン軍曹!!」

アレン軍曹とナンブ伍長にピンチが迫る。

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「さすがにアレはやべぇ。ビルを背にして戦うぞ。どうせ、あの速さから逃げられんだろうしな」

覚悟を決めて、ベッピン機を護衛する二人。逃げ場を失い、指揮官を庇いながらも死力の限りを尽くそうと決意する。

そんな彼らに救世主がやってくる。教導団の実力を目の当たりにし、自らの実力不足を認識せざるを得ない救世主が。

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2009年6月 3日 (水)

ジム駒出来たぉw

ベッピン機を作るのに、丸2日掛かったスフレです(泣)

ジム駒を初めて作ったんだけど、プロポーション抜群ですね。駒が売り場にないのが良く判ります。

ジム寒冷地仕様とスタイルが似てるのに、ジム駒は別ですね。下手すると陸戦型ガンダムよりもプロポーション良かったりするので、なんか複雑w

試しに宇宙用のジム駒を買って来て作ったけど、こっちもやっぱりカッコいいw

ジム駒侮り難しですよ。

Img_0152

左側が素組み状態のジム駒(空間戦闘用)、右側が地上用。

右側を見て判ると思うけど、ジム駒本来の配色じゃありません。機体色があまりにも明るいので、ちょっと暗くしてみました。こっちの方が砂漠戦仕様ぽくて好きですw

このジム駒をあと3機作る事に決めたんだけど、さすがに疲れますw

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さすがに飽きるので、気分転換に1/100ガンダムアストレイ(レッドフレーム)の色を勝手にゴールドにしてみましたww

右手が赤いのがその名残です(爆)

ベッピン機はこれで完成ですが、肝心のスフレ機を作ってません。

どうしよう・・・。

ガンダムに乗せて、登場してやろうかしら。でも、それやると非難されると思うのでやらないw

しょうがないなぁ。ストライカーかパワード作るか。

あ、でもストライカーはある人の為に残しておかないとつまらんな。

やっぱ、あれか?ジムトレーナー?ww

ジムトレは黄色に塗ってしまえば、問題ないもんな。(細部が微妙に違うけど)

ライトアーマー(LA)もちょっと細工すれば、出来るしさ。

そのうち、出すから良く考えておきますw

それじゃ、またw

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2009年5月24日 (日)

ガンダム ~名もなき兵士のレクイエム~ 襲撃

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このパース内で「新型MS」の存在を知っている者はごく少数だった。

もちろん、ベッピン少尉やイズミ中尉さえも知らない軍事機密だったのだ。

「基地指令、我がパースに迫りつつあるジオンですが、奴らはこの機体を狙っているのでしょうか?」

「判らんな。だが、こんな辺境の基地に新型MSを送りつけてくるなんて、ジャブローのモグラ共は一体、何を考えているんだ」

基地指令であるマクドガル中将が毒づく。

「アオシマ少佐、君は今回の新型配備をどう思う?単なるデータ収集とは思えないのだが」

確かに変な話である。通常、MSのテストやデータ収集はそれ専門の部隊に配属されるのだ。そして、前線に近い戦場である程度の評価試験を行い、そのデータを報告するのが通例なのだからだ。

「お言葉ですが、その発言は控えた方が宜しいかと・・・」

「君はあの機体を何とも思わんのかね?以前、暴走したという噂を聞いたが、3人のテストパイロットが死亡しているそうじゃないか。私にはあれは人が乗るMSじゃないと思っている。そんな危なっかしいMSを渡されて嬉しいと思うかね?」

その「新型MS」はキャルフォルニアベースに近いミサイルベースを瞬時に壊滅させたMSであった。軍内部では「それ」を評価せずに廃棄すべきだという声が多かった。そして空間戦闘にてその存在が消えたはずだったのだ。

「中将、お気持ちは判りますが、軍法会議に掛けられてしまいますよ。我々は与えられた命令を実行するしか道はないのですから。私だって、正直に言えばあの機体には関わりたくありませんよ」

アオシマ少佐もまた、あの機体についてよくない噂を耳にしているのだ。

「しかし妙ですな。廃棄処分扱いになった機体をなぜ、再生したんでしょうかね?」

「モグラ共の考える事は判らんよ。だが、一つだけ言える事がある。第二のアムロ・レイを作り出す為だろうな」

「人為的にそんな事は可能でしょうか?」

「それは私の疑問でもある。だが、上層部はこれ以上MSパイロットの損耗を防ぎたい筈だからな。何が何でもやるだろう」

タバコに火をつけながら、中将は不満を吐き出す。

「いつだって、戦場で戦っているのは生身の人間だ。そんな殺戮マシーンを投入したら単なる虐殺しか生まない事を奴らは何も判ってない」

基地司令室から外を眺める二人。彼らの不安は現実のものとなった。

不意に司令室の電話が鳴る。

「中将!大変です!ジオンのザク3機がパース基地内に突如現れたました!」

電話している通信兵がさらに捲くし立てる。

「現在、Nフィールドで防衛部隊と交戦中。更にSフィールド近辺でもMSの存在が察知されています。至急、CICへお越し下さい」

受話器を置いたマクドガル中将は「やはり来たか」と呟くと、アオシマ少佐と共にCICへ足を運んだ。

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「連邦の奴ら、慌てふためいてるな。体勢が整わないうちに新型を頂くとするか。各機、派手に暴れても良いが、新型を破壊するなよ」

隊長機と別れた2機はパース基地内部の陽動を開始する。隊長機は別行動で「新型MS」が格納されているハンガーを目指していた。

格納庫を防衛していた、陸戦型ジム3機に通信が入る。

「マクドガルだ。ジオンが防衛ラインをどうやって掻い潜ったか知らんが、ザク3機がそっちに向かっている。なんとしても格納庫を防衛せよ」

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命令を受けたジム3機は一斉に拠点防衛体制に入る。彼らは格納庫に何があるのか知らされていない。

一方、基地内部に響くサイレンを聞いたベッピン少尉はすぐにHQに戻った。

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「おやっさん!今夜中に直さなくて良いから、何処かに避難してくれ。ジオンが襲撃してきたみたいだ。俺はすぐにHQに戻って出撃する。またな」

そう言い残すとホバートラックのエンジンを吹かして、HQに向かった。

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「通信部は一体何やってたんだ?ザクの接近を見逃すなんて!」

ホバートラックを乱暴に操りながら、通信部の不甲斐なさを口に出す。

運転している際にも爆発音と衝撃が伝わってくる。

「ジオンもこの期に及んで良くやるぜ。その根性を他で使えば良いのに・・・」

ベッピン少尉の思いは連邦の兵士の願いでもあった。「こんな馬鹿げた戦争終われば良い」と。

だが、地上戦線はいよいよ、大詰めに向かいつつも混迷を増していったのだった。

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ベッピン少尉がハンガーに着くと、既に防衛隊と協力して敵を排除せよとの命令を受けていた。

「隊長、もう他の部隊は防衛線の死守に入ってるぜ」

ジムスナイパーから乗り換えたアレン軍曹がガンキャノン量産型のコクピットに座る。

そして、もう1機の寒冷ジムには新たに配属されたパイロットが乗っていた。

「先ほど、着任しました「キョウスケ・ナンブ」です。階級は伍長であります!」

聞けば、彼はナイメーヘンの士官学校を卒業したばかりで、格闘成績が優秀だという。

「活躍を期待したいところだが、今日は後方から戦場を感じて欲しい。「無理はするな」、これが命令だ」

初陣が防衛戦であっても、命を賭している事は変わりない。生き残った者が勝利をつかむのだ。

「は!了解であります!」

ベッピン少尉は乗りなれた寒冷ジムに乗る。

「良し!各機準備は良いな?本隊はこれよりNフィールドの防衛線を死守する」

襲来する3機のザクを倒せば、そこで任務は成功という事になる。

「戦いは常に変化する。少しの変化も見逃すなよ。ナンブ伍長、常に周囲に気を配れ。臆病なほどに周囲の変化に気がつけば、それだけ生き残る確立は上がるぞ」

ベッピン率いる第04MS防衛小隊は陸戦型ジム3機と共に「新型MS」の防衛任務に就いた。

ホバートラックにレッタ上級軍曹が乗り込む。

「敵は陽動と挟撃を同時に行うはずです。隊長、他にもまだジオンの展開部隊がいると思います。警戒してください」

基地内部ではアンダーグラウンドソナーが全く使えない。だが、光学センサー類はMSよりも性能が良いので、頼りになるのだ。

一方、Sフィールドに現れた謎のMS。彼らこそ、強襲部隊なのだ。

「こちら、ジョニー・ライデン。各機、Sフィールドから仕掛けるぞ。遅れるな!」

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赤い稲妻と呼ばれた男を連邦内部で知らない者はいないのだ。

ドムを真っ赤に染めたのは赤い彗星に憧れた訳ではなく、エースとしての権限を使う為だからだ。

「連邦の新型がどんなものか見てみたいものだな」

その一言を合図に強襲隊が行動を起こした。

一方、防衛対象であった格納庫に、一人の不審な男が入っていった。

点検をしていたメカニックマンを気絶させて、その「新型」に乗り込む。

そして、コクピットに座るや否や、オープンマイクでこう宣言する。

「このMSは貰って行く!ウンバホ再興の為に!」

MS格納庫を破り、外に出る。

「な、なんだ?いきなり出てきたぞ?」

驚く3機のジム。彼らが死守しようとした対象がMSだったのだ。

「き、聞いてねぇぞ?あれは「死神」じゃないか!嘘だろ・・・」

3機のジムから声が漏れる。

「アレ、やべぇよ。エグザムだっけか?アレが発動したら、俺ら死ぬぜ」

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明らかにジオンとは違う「ウンバホ」と呼ばれる組織が、この機体を奪い何をするのか?

明確な意思がない分、性質が悪い。

ベッピン少尉が現場に着くなり、ベッピンは驚きの声を上げる。

「な、なんだ?あれが防衛目標??」

ベッピン少尉が驚くのと同時に、不意に無線が入る。

「久しぶりだな!ベッピン・ゲイ・ブレードさんよ」

なぜか彼はベッピン少尉を知っていた。そして、その声にやっと気がつく。

「お前、アゴなしケンか〈クラッシャー・ジョー〉?何をしている!その機体からすぐに降りろ!」

「ふん!だから貴様はゲイなのだ!」

「敢えて言おう。ベッピンはゲイであると!」

アゴなしケンと呼ばれた男の一言に隊員達が後ずさりする。

「た、隊長、そっちの人だったんですか?」

「バ、バカ野朗!俺はノンケだ!」

マイク越しに顔を真っ赤にして怒鳴るベッピン少尉。だが、効果はなかった。

「おい、こら。そこの門松野朗。調子に乗ってんじゃねぇぞ!」

蒼き死神と呼ばれたBD-01。それを目の前にし、臆する事なく勇猛に立ち向かおうとするベッピン小隊。彼らの戦いで遂にそれが目を覚ます事になる・・・。

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2009年5月17日 (日)

ガンダム ~名もなき兵士のレクイエム~  死線(デッドライン)

グフカスタムを操るラーカム大尉を前にベッピン少尉とカッパ軍曹は、左右に分かれて挟撃する。

が、相手はベテランで生粋の格闘戦に長けた武官である。さすがに易々と挟撃は出来ない。

「隊長!このまま距離を取って射撃しても避けられます。一気に踏み込みましょう!」

カッパ軍曹はビームスプレーガンを投げ捨て、ビームサーベルによる格闘戦で牽制しようと試みる。

「軍曹、ジムじゃ勝ち目はない!下がれ!」

無線越しに軍曹を止めようとする。しかし、一瞬の隙を突いてグフカスタムが突っ込んで来た。

「な!何ぃ~~~~!!」

一気に懐まで迫って来るグフカスタム。そのコクピットで高笑いが聞こえる。

「はははは!これが連邦の実力なのか?他愛もない!受けろ!ヒートロッド!!」

ヒートロッドが右腕から伸び、カッパ軍曹のジムを襲う。

「や、やべぇ!」

とっさにビームサーベルで切り落とそうとする。しかし、反応が遅すぎた。

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「し、しまった!!」

ヒートロッドが右腕に絡む。そして・・・。

「そのまま、焼け焦げてしまえ!!」

ラーカム大尉がスイッチを入れると、凄まじい電撃がジムを襲う。

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「ぐ、ぐぁぁぁぁぁぁ!」

ジムのコクピットは電撃に対する耐性が丸っきりないのだ。

3分もせずにジムの全システムが沈黙し、カッパ軍曹も気絶する。

「ふっ!勝ったな!」

勝ち誇るラーカム大尉。ゆっくりとヒート剣をジムに突き刺そうとする。

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「させるかあぁぁぁぁぁぁ!」

軽量化した寒冷化ジムの突進力は凄まじい。一気にグフにタックルをぶち当てる。

「な、なんと!小癪なぁ~!」

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「やらせはしない!俺が相手だ!!」

シールドタックルでカッパ軍曹を助けた少尉。だが、彼の機体でもグフカスタム相手では勝算は4割にも満たない。

「その意気込みは良し!だが、しかし!!」

立ち上がり、ヒート剣を構え直すグフ。その威圧に押されたベッピン少尉はじりじりと後退する。

「く、くそ!アレン軍曹はまだか!?」

呻くベッピン少尉の背筋に冷や汗が流れ落ちる。その間にもグフは一気に切り捨てようと間合いを詰めて来る。

一方のアレン軍曹はザクに詰め寄られて、狙撃援護が出来なかった。

「ちっ、コイツなかなかやるじゃねぇか」

手に持っていたスナイパーライフルを捨て、標準装備のマシンガンを構える。

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一時を争う戦況で、状況判断を誤ると死に直結するのは当たり前の事。だが、想定外の事もまた、起きるのが当たり前なのだ。

「唯のジムスナイパーだと思うなよ。ザクとは格が違う事を見せてやる!」

スナイパーとはいえ元は格闘をメインとした陸戦型ジムだが、近距離の射撃の命中精度は抜群である。

「ザクとは違うのだよ!ザクとは!」

仲間の危機を前に、アレン軍曹が果敢にザクに襲い掛かって行った。

グフカスタムを前に苦戦を強いられていたベッピン少尉は、持ち前の軽量さを生かして、ヒットアンドウェイで何とかグフを翻弄していた。だが、弾薬もそろそろ底を着く頃だ。

「このままじゃ、ジリ貧だ。隙を見て突っ込むしかないのか?こんな事なら、グレネードランチャー装備してくれば良かった・・・」

今更嘆いても後の祭りだ。

そして、ついに予備の弾薬も尽きる。弾薬が尽きたと知ったグフは、一気に突撃の構えを見せる。それに呼応するかのようにベッピン少尉もまた、ビームサーベルを抜く。

夕暮れ目前の荒野で対峙する2機のMS。間合いに入られないように小刻みに動くベッピン少尉。それに対して大胆に迫るラーカム大尉操るグフカスタム。

決着は一瞬で決まると思われた。

「私の勝ちだ!小僧!」

叫ぶや否かグフカスタムが襲い掛かる。ベッピン少尉の一振りが空振りに終わった瞬間だった。

「や、やられる・・・」

ベッピン少尉の脳裏に走馬灯のようにいろんな出来事が過ぎる。

死を覚悟した瞬間、遠方からの攻撃でベッピン少尉は我に返った。

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「大丈夫か?坊主?」

不意に無線から声が流れる。その声の主はパースの「第03MS防衛小隊」に所属する「ファルク・ホーガン」中尉だった。

その後にもMSが急接近して来る。

「何をやっている、ベッピン少尉!退け!!」

間髪をいれずに無線に割り込んできた声は同部隊の小隊長「ジョニー・イズミ」だ。

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この2機の援軍により、ピンチを脱したベッピン少尉。そして、ラーカム大尉もまた分が悪いと見て、逃走した。

この2機が現れなかったら、今頃ベッピン少尉は天に召されていた。

「助かったよ。だけど、なぜここに?」

パトロールエリアが離れているはずの部隊がここに来る事自体有り得ないのだ。

「10分ほど前だが、パースの南東でジオンの別働隊がいるらしいとの情報が寄せられたんだ。そして急行してたら、お前らに出会った訳だ」

「じゃあ、さっきの奴らは囮?」

ベッピン少尉が聞き返す。

「ああ、囮なのは間違いないな。だが、お前良く生きてたな。あのグフカスタムは「ジャッカル」って呼ばれている奴だぞ」

ジャッカル・・・死肉を漁る肉食動物の名前である。ハイエナと良く間違えられるが、単独行動を好む点が大きく違うのだ。その凶暴性から名付けられたのだった。

「あのジャッカル・・・。マジかよ・・・」

ベッピン少尉の膝が今になって笑い出す。

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「良く頑張ったと言いたいところだが、お前達はR.T.Bしろ。この状態で追撃はおろか、別働隊の捜索も無理だ」

弾薬の尽きたベッピン機、行動不能になったカッパ機。アレン軍曹のジムスナイパーだけが現状で作戦行動に参加できるが、これでは小隊の意味がない。

「判りました。現時刻を持って、第04MS小隊はパースに帰還します」

夕暮れの中、パースに戻っていった・・・。

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夕日が真っ赤に沈むパースの一角に、古ぼけたMS工場があった。

ホバートラックで乗り付けたベッピン少尉は工場に着くなり、声を上げる。

「おやっさん!MSの修理受けられるか?」

おやっさんと呼ばれたメカニックマンは少し変な風貌をしていて、パース内で知らない者はいない。

「お?また来たか?やれやれ、今度は何を壊した?」

アフロ頭が激しく揺れながら、こっちに来る。

「わりぃ。今度のはマジで半端ねぇんだ。ジム丸ごとちゅるん状態なんだ」

「ちゅ、ちゅるんって・・・。なにやってんだ!どアホ!」

アフロ頭から湯気が出てるのが良くわかる。

「朧さんの腕を見込んで頼むんだよ。この通り!」

普段は滅多に人に対して頭を下げないベッピン少尉だが、この朧という人物にだけは頭が上がらないのだ。

「ったく・・・。金は有るんだろうな?MSをハンガーに格納するから手伝え」

本来ならジムの搭乗員であるカッパ軍曹も、この場にいなければならないのだが、意識が戻らない為、この場にはいない。付き添いにアレン軍曹とレッタ上級軍曹が行っている。

運び込まれたジムを見て、朧が呻く。

「こりゃ、24時間以内で修理は終わらんぞ・・・」

軽く見積もってもシステム系統が全損しているので、そっくり交換しなければならないからだ。

「ジムを直すよりもMS支給してもらえ。そっちの方が早いぞ」

確かに直すよりも支給されたMSに乗るのが道理だ。だが、基本的に最前線が優先である為にMSの支給はままならないのが実情だ。

MSの支給申請を考えていたベッピン少尉。だが、その間にも確実にジオンの別働隊はパースに近づいていた。

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「いよいよ、パースだ。これよりわが隊は無線封鎖に入る」

夜の帳が降りようとしていたパースにザクが迫っていた。そして、更に別の場所でもジオンの強襲部隊が新型MS奪取の任務に就いてた・・・。

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2009年5月11日 (月)

ガンダム ~名もなき兵士のレクイエム~ 交戦(クロスコンバット)

ついに双方が会い見えるときが来た。

どちらも視認できる距離に近づき、出方を様子見る。

だが、ここでベッピン少尉は自分達に手に負えない相手だと確信するのはすぐ後だった。

グフであっても特化したカスタム機が相手では性能に差が有りすぎるのだ。まして、ベテランパイロットが操るMSとなれば勝ち目はまずないに等しい。

「た、隊長!あれは・・・、あれはグフカスタムです!ヤバイっすよ!」

後方に控えるスナイパーを警戒しつつ、射線上に飛び出ないように警戒してるベッピン少尉とカッパ軍曹。

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「このまま背を向けて逃げるなんて、出来るかよ?もう、こうなったらやるしかない!」

カッパ軍曹に覚悟を決めろと言わんばかりに怒鳴る。だが、それは自分に対しての「命令」でもあったのだ。

「アレン軍曹、すまないがグフカスタムを2機で相手する。その際に後方にいると思われるスナイパーを探して欲しい。更に言えばザクをワンショット・ワンキルしてくれ」

かなり無理な要望である。というか、この場合は命令だが。あまりの無茶振りにアレン軍曹が呆れる。

「サーチアンドデストロイを要求し、挙句の果てにはザクを一発必中ですか?無理です」

だが、この命令を無視すれば、グフカスタムの足止め所ではなくなってしまう。

確実な死が待っているのである。

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「もし生き残れたら、ベースでビール驕るからよ、頑張ってくれ」

他人事のように笑いながら様子を見守るカッパ軍曹。緊張感が丸っきりないのだ。

「ちっ、わかったよ。絶対驕れよな!約束だぜ!!」

格上の相手が目の前にいるのに、なぜか怖いと思えない。頭ではヤバイと思ってても体がそれを受け付けない。所謂「防衛本能」が働いているのだ。

無駄口を叩き合いながらも、相手の出方を見る前衛の2機は、じっと機会を伺う。

どうにかしたいと思案している際に無線が入る。

「後方にザクスナイパーを補足しました。方向は11時の方向、距離2500m」

アレン軍曹の読みは見事に当たったのだ。これを受けて、すぐにアレン軍曹はレッタ上級軍曹に相手の狙撃ポイントと射線の確認を要求した。

「隊長。こっちはスナイパーを牽制します。が、ザクは行動不能にするのが精一杯です」

一発で仕留めるには時間がいる。だが、この時間が時として勝敗を決する。

「判った。足を撃ちぬくだけでも良い。とにかくスナイパーを何とかしないと無理だ」

命令を遂行する為、ザクスナイパーの射程外から牽制を開始した。

そして、その狙撃を合図にベッピン機とカッパ機が突撃する。

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「各機、クロスコンバット用意!突撃!!」

ベッピン機が先陣を切って、果敢に突撃を開始する。

「ちょ、いきなりっすか?まだ、気持ちの整理ついてないのに!」

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ベッピン機の無謀とも思える、突撃に面食らったカッパ軍曹。

「やるしかないのね?やるしか!」

半ばヤケクソ状態で後に続く。

「これで死んだら、呪ってやるからな!」

一方のジオン側はジムスナイパーの牽制によって、後方待機のザクスナイパーが押さえ込まれたのだ。

「ちっ、やはり見つかったか。仕方ない我々2機だけでやるぞ」

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「はっ!了解であります!」

まだ、あどけない顔立ちの少年兵は必死に応える。

「いいか、死ぬなよ。ヤバイと思ったら、お前は逃げろ」

白髪の混じった頭をバンダナでまとめて。気合を入れる指揮官。

「しかし、それでは私の立場がありません。どうか、一緒に戦わせてください!」

無線越しに、声がかすかに震えてる。だが、決意は固い。

「・・・、判った。好きにするが良い。但し、お前の身は自分で守れ。これは命令だ」

恐らく、連邦側は自分をターゲットに選ぶだろう。そして、その際にこの少年兵を撃破するはずだ。

ここでベッピン少尉達は「あるミス」を犯していた。

それは指揮官機を先に落としてはダメということだ。

多数で戦闘する場合、基本的に能力の劣る者から順に倒すのがセオリーなのだ。

そうしないと手間取って、危険な状況に陥るパターンが多い為である。

「どちらにせよ、戦力の低下は免れんか・・・」

突撃してくる目前の2機を視界に捕らえた時。彼も突撃を開始した。

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ベッピン小隊とグフカスタムがクロスコンバットに突入していた頃、ここから6000m離れた地点にもう一つのジオンの遊撃隊がパースに迫っていた。

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ザク3機とマゼラ戦車1台である。

「ラーカム大尉が連邦を引き付けている間にパースを攻撃する。各機、隠蔽行動を維持せよ」

連邦のアンダーグランドソナーに対抗すべく、ジオンもまた対策を編み出していた。

マゼラに音響かく乱装置を装着させて、MSの存在を察知されないようにしたのだ。

この部隊がパースに迫っている事を、連邦はまだ知らない。

そして、この部隊にはもう一つの命令が下されていた。それは・・・。

「連邦の新型MSを奪取せよ」という内容であった。

厳重な情報官制を引いても、何処かにスパイはいるのだ。

パース防衛隊は防衛戦とスパイ狩りを同時に行う羽目になり、より混迷を極めていく。

ベッピン少尉達の帰還が防衛戦の成功でもあるのだ。彼らはまだ、本当の危機が迫っている事に気づいていなかった・・・。

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2009年5月 8日 (金)

UCGOの影響が未だに抜けないorz

先日から突如、ジオラマストーリーをおっぱじめたスフレでございますw

いやね、本当ならもうとっくの前にこれやってるはずだったんだけどさ、なんかこうモチベーション上がらなくてw

いつか、そのうち始めようと思いつつも、ガンプラを作り漁る毎日でしたw

ホント、家の中ガンプラだらけですよ(爆)

そんでもって、今度はジオラマ製作と来たから、さあ大変。

ジオラマは未知の分野なんで、何から始めれば良いのかさっぱりでした(汗)

ジオラマ関係のサイトを片っ端から検索してさ、どうやれば綺麗に仕上がるとかどうやればよりリアルになるのかなど色々勉強しました。

でも、結局は平凡な出来になってしまいましたがねw

まぁ、GW中に色々作っちゃ、壊してましたからストレス発散にはなりましたが(あw

さて、タイトルにあるようにUCGOの再開をずっと願っているスフレですが、UCGOを超えるオンラインゲームに出会ってません。

あれほど、インパクトのあるゲームはそうないですねぇ。

ジオラマストーリーを考えたのも実はUCGOの影響があるんですね。(戦場の絆も影響してるがw)

このストーリーはSFですから、「時代考証」とか難しい事は抜きにしました(これを精密に考えてしまうと、ザクとジム以外、主役がいなくなってしまうんでw)

確かにグフやドム、あるいはジムの派生は多いです。しかし、全てのMSを登場させようと考えると、広いスケールでストーリーを展開させねばなりません。これはハッキリ言って無理ですwww

ですから、基本的な考えとして0079から0083までの時間の中で話を進めたいと思ってます。

更に言えばオーストラリア大陸の中での出来事として架空の設定をしてますから、UCGOの影響は少なからずあります。

ただし、一つだけ違う事があります。UCGO内ではシドニーとブリスベーンは存在してましたが、ジオン軍による「第2次ブリティッシュ作戦」において、実際には東側の一部がクレーターと化しています。(詳しくは0083の第1話を見ると良いでしょう)

これを考えると辻褄が合わないので、パースとトリントン基地、あるいはエアーズロックなどが存在するものとして自分は考えてます。(間違ってたら突っ込み宜しくw)

ぶっちゃけ、「何でもあり」がSFの掟なので、もしかすると廃墟と化したシドニーをジオラマ化するかも知れません。(これはこれで相当大変w)

とりあえずパース近郊からUCGOの設定を踏まえつつも、話を展開させていきたいと思ってます。

ちなみに話の流れは連邦のオデッサ作戦の成功を境目に、勢力を取り戻した連邦の追撃戦がメインとなっていきます。(そのうちGP計画の機体を登場させようかと思ってますが)

こうやって、ブログを更新してる間にも「あーしたい」「こーしたい」という欲望は常に膨らんでます。この妄想がおいらの生きる糧です(爆)

そんな訳でまったりとジオラマ作りつつ、ガンプラも作ってますので、更新は不定期になってしまいます。

最後にH.H.Cのみんなに内緒で名前を勝手に使わせて貰ってますが、酷い扱いをすると後ろからロックオンされてしまうので、どのような役が良くて、どんな行いをするかとか色々考えてます。(これがまた、楽しいんだw)

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2009年5月 7日 (木)

ガンダム ~名もなき兵士のレクイエム~ 遭遇

アレン軍曹が狙撃ポイントに到着する。そして、狙撃体制に入った後に不安をつぶやく。

「相手は俺達の待ち伏せに気づいてるんですかね?相手にもスナイパーいたら、まずいですよ」

そう、実戦経験の乏しい部隊において、何よりも恐ろしいのはたった一発の狙撃である。

この狙撃が当たるか当たらないかで状況が一変すると言っても過言ではない。

ベテランの部隊ならば、ある程度の狙撃を見越して行動プランを立てる事が出来るが、ベッピン少尉率いる部隊は対スナイパー戦闘を経験していない。これが不安となった訳だ。

「ベッピンより各機へ。各機散開し、慎重に前進せよ」

対スナイパー戦において、重要なのは相手側からの射線上に固まらない事である。散開しておけば、狙撃されたとしても逃げ場は十分にあるからだ。

「隊長、アンダーグランドソナーで感知した機影ですが、音響データーの割り出しに成功しました。ザク2機、グフ1機の編成のです」

「レッタ上級軍曹、後方に控える機影は確認出来るか?」

ベッピン少尉がスナイパーの存在を気にする。

「いえ、後方に音響探知は認められません。現時点で3機のみです」

「よし、スナイパーがいないという条件で、作戦行動を立案する。俺とカッパ軍曹が前衛に出る。アレン軍曹はそのまま後方待機」

部隊は散開状態のまま、フォワードフォーメーションと呼ばれるY字型の編隊を組み、ジオンを待ち伏せていた。

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一方のジオン側はまだ索敵状態に入っていなかった。

ソナーで探知した機影はこの3機であるが、居ないはずのザクスナイパーが居たのである。ザクの音響データはほぼ、同じである為に識別が難しいのだ。そして、ザクの発展であるグフの音響データは機動性の違いから識別が簡単なのである。

「そろそろ、連邦のパトロールエリアだ。各機哨戒体勢に入れ」

隊長機のグフから指令が発せられる。

「連邦のMSの性能は、ザクを遥かに凌駕する性能だが、運用と実戦経験ではこちらの方が上だ。うまくやれば無傷で勝てるぞ」

ジオン側は既に地上戦線の縮小を余儀なくされており、物資も底を着き掛けていた。

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「この戦いももうすぐ終わる。わが軍の敗北という形でな。だが、我々は最後まで戦わねばならん」

指揮官の声のトーンが下がる。そして、一呼吸おいて質問が飛ぶ。

「時に隊長、連邦の総攻撃が近いって、本当ですか?」

ザクに搭乗する少年兵が聞く。

「うむ。おそらく目標はオデッサだ。マ・クベ総司令が兵を集結させているのはその為だ」

地上戦線の縮小に伴い、ジオンの情報網は錯綜しているのだ。

「もしかすると、これが最後の戦闘になるかも知れん。覚悟を決めておけ」

白髪の混じった指揮官は、少年兵に覚悟を促す。

押し潰されそうな不安と目前の戦闘が近いとあって、部隊は警戒行動を密にする。

不意にザクスナイパーから連絡が入る。

「隊長、ここから14時の方向になりますが、レーダーに反応があります」

「距離は?」

「正確な距離はわかりませんが、約2500mです」

「よし、俺が囮になる。お前達はタイミングを見計らって散会している敵を個々に撃破しろ」

「了解」

「了解であります!」

それぞれのMSが一斉に散開する。

「隊長。鉛玉の挨拶をぶちかましたら、敵をおびき出して下さい。個々に撃破しますんで」

そう言うとザクスナイパーは狙撃体勢に入る。

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「判った。うまくやれよ」

狙撃ポイントから隊長機までは500m程度の距離があるが、着かず離れずの距離にある。

MSの性能で上回る連邦、ベテランパイロットの操るザクとグフを擁するジオン軍。

戦況は一瞬のうちに決まると言っていい。

誰かが言ったことだが戦いは「MSの性能」で決まるものではない。

「相手の行動を予測し、危険を冒した者が勝利する。」これはSASの教訓にもなっているのだ。

双方のスナイパーが火を噴いた時、全てが決まる。

ベッピン少尉率いる「第04MS防衛小隊」は勝てるのか?それとも最後の戦いの決意を胸に奮闘するジオンが勝つのか?

意地と決意が交わる時、全てが始まる・・・。

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2009年5月 6日 (水)

ガンダム ~名もなき兵士のレクイエム~

この話は地球連邦軍とジオン公国との戦争も終盤に向かいつつある戦況で、名もなき兵士達の視点を描いたものである。

いかにして、戦局が変わろうとも兵士の活躍はさほど重要ではない。

そんな誰もが見向きもしない日陰者達の活躍にスポットを当ててみようと思う。

空想と妄想が入り乱れる、この物語に事実は存在しない・・・。

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パース防衛隊「第04MS防衛小隊」がいつものようにのんびりとパトロールをしている。

「あ~あ、今日も暇だねぇ」

小隊を指揮するベッピン少尉があくびする。

「隊長、そんなに戦闘したいんすか?こんな暇で金貰えるなら楽じゃないっすか」

その前を警戒していたア・ナール・カッパ軍曹が茶々を入れる。

「MS乗ってて戦闘経験ない部隊って、俺達だけだぞ?笑うに笑えんぞ」

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「でも、それだけジオンの部隊が展開してないってことじゃないっすか。死ぬよかマシですよ」

この小隊はパース防衛隊の中でも「ろくでなし」と言われ、落ちこぼれ兵士の吹き溜まりとまで揶揄されている。それでも今まで部下が誰一人死んでいない事を誇りにしている。

「いくら、『愚連隊』と呼ばれている俺達でも戦果を何一つ挙げてないじゃないか。これじゃ、無能と呼ばれても文句言えないぜ」

それを言ってベッピン少尉は肩落とす。

「無駄死にと無能は一緒じゃない。だから気にするな」

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前方を警戒行動していた、ホバートラックが戻ってきた。

そのホバートラックは連邦のMSにとって有難い存在であると同時に、ジオンにとっては脅威であった。戦力にならないがその索敵範囲は優にジムスナイパーのレーダーレンジを超える。また、ミノフスキー粒子散布時には絶大な効果をもたらすアンダーグランドソナーは、如何なる物音も察知してしまう。これがジオン軍が恐れる理由である。

そのホバートラックから立て続けに声が響く。

「隊長、文句はベースに帰ってから言いましょうや。まだ、任務中ですぜ」

低くドスの効いた声の持ち主は「金色の変態」と呼ばれたレッタ・アーヴィング上級軍曹だ。戦闘経験のないこの部隊で、唯一戦闘経験があるために、隊員から一目置かれているのだ。

そんな戯言を言い合いながら、今日もパトロール任務をこなしていた。

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警戒任務も終わりかと思われたときにレッタ上級軍曹が声を上げる。

「隊長!前方14時の方向約3000mの距離にソナー反応あり。数は3」

一気に、部隊に緊張が走る。

「後方待機のアレン・マードッグ軍曹を呼び出せ。すぐだ!」

その声に応えるようにレッタ上級軍曹がコールサインを送る。程なくして通信が繋がる。

「こちらベッピンだ。アレン軍曹、すまないが後方支援をしてもらえないか?前方に敵機を捕捉した」

「了解。至急、狙撃ポイントに向かいます」

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そう言うと森の中に消えていった。

「各機に告ぐ、アレン軍曹の狙撃を合図に攻撃を仕掛ける。タイミングを逃すなよ」

まだ、敵は目視できない。しかし、もう戦端は開かれた。

今ここに名もなき兵士達の戦争が幕を開けたのであった・・・。

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2008年11月17日 (月)

愛のリボルテック劇場(意味不w)

これもまた、突発的に思いついたシリーズですw

最近、アイマスのリボルテックがお気に入りなので、何かできないかなぁ~と考えてたらこんなことやってました(あw)

ストーリーとかぜんぜん関係ないので、暇つぶしに見てやってください!

それではどうぞ。

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春香「愛のリボルテック劇場はじまりま~す♪」

亜美・真美「私達、アイドルマスターからやって来ました~」

春香「私達3人がMCとなって、色々なコントをやりますので、みんな見てねheart01

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春香「さて、初めてのコントですがビッグゲストをお招きしてます!」

亜美・真美「あの人呼んだけど・・・。本当に大丈夫なの?」

2人の双子の予感はほぼ命中してた。

世紀末救世主とも呼ばれるあのお方だからだ(笑)

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亜美・真美「何だか不安になってきたよ・・・( ̄◆ ̄;)」

亜美「でも、呼んじゃったし・・・。」

春香「もう、呼んじゃおう!」

春香「それではお招きしましたゲストをご紹介します!ケンシロウさんです!!」

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ケンシロウ「お前はもう死んでいる!」

春香&亜美・真美「・・・。」

やはり、この男にはコントは無理だったようだ。

突っ込みのしようがないコメントに春香が一言。

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春香「アンタ、バカでしょ!?ゲストの分際でMCよりも目立ってんじゃないわよ!angry

ケンシロウ「な、なんだこの女・・・。」

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春香「月に替わってお仕置きよ!heart

ケンシロウ「番組違うだろ!というか、ネタ的にまずいぞ!!」

ケンシロウ「お前のほうこそ、お仕置きだ!脱げ!!」

春香「セ、セクハラだわ!救世主と呼ばれた人がこんな人だったなんて・・・。

ケンシロウのいやらしい目は春香だけじゃなく双子にも及んだ。

春香「ヘンタイ!ヘンタイ!エロ救世主なんか要らないわ!!」

ケンシロウ「俺に勝てると思うのか?」

ケンシロウの自信たっぷりな問いかけに少し動揺しながらも、春香はある決意をする。

春香「ヨーコさ~ん。助けて~~。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。」

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どこからともなく現れた巨乳じゃなかった、赤毛のストリーキングに目を奪われたケンシロウだった。

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ケンシロウ「うわ!でけ~~~!ホルスタイン女とか言われるだろ?sad

ヨーコ「噂に違わず、セクハラ大魔王のようね。ケンシロウ!それに私はホルスタインじゃないわよ!!」

ケンシロウ「エロは男のロマンだ!女には判らんよ」

ここまでくるともう後戻りが出来ないw

ヨーコ「なら、そのロマンを打ち砕いてあげましょうか!」

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言いつつや、いきなりアンチマテリアルライフルを持ち出す。

その台詞にヨーコの怒りが爆発した!w

ケンシロウ「ちょwwおまwww反則だろそれ!ww」

ヨーコ「うるさい!乙女の純情を踏みにじるアンタにお似合いよ!」

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ヨーコ「食らえ!乙女の純情、産地直送200%ボルテックシュート!」

ケンシロウ「・・・。お前ネーミングセンスないだろ?ww」

ヨーコ「う、うるさい!地球の裏側まで吹っ飛べ!エセ救世主ヘンタイ男!」

ケンシロウの最後の台詞がこれになるとは誰も予想してなかったwww

ケンシロウ「死ぬ前にその巨乳揉ませろ~~~!」

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春香「最後はこのオチで〆ますか!お二方ありがとうございました!!」

ケンシロウ&ヨーコ「勝手に〆てんじゃない!!」

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春香「やっぱ、主役はあたしよね!あ・た・し!うふheart04

天海春香恐るべし・・・www

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2008年4月27日 (日)

仮面ライダー

最近、ニコニコ動画を見っぱなしなのですが、色々ジャンルがありすぎて全てを見たいと欲張ってるおいらです。

そんなおいらが今はまってるのは、仮面ライダーの変身ポーズ集を見ることなのね。

こう見えても、おいら変身ポーズをかなり覚えております(←単なるバカ)

その中でもお気に入りなのが「南 光太郎」なんですわw

なぜか知りませんが、てつを熱がニコニコを席巻してるのには驚きましたw

何せ20年以上も前のライダーですから、注目を浴びるほどでもないんですがねぇ。

でも、しかし当時のおいらはこれをリアルで見てました(爆)

特にシャドームーンが出て来てからは欠かさず見てましたね。

今の平成ライダーシリーズと比べれば、明らかに完全懲悪なのはお約束な訳で(笑)

でも、秘密結社とか色々考えてる辺りはさすが脚本家というべきかな。

仮面ライダーBLACKでライダー対ライダーの構図がファンにはショッキングだったわけで、これが今のシリーズにインスパイアされてるんですね。

それを考えると、BLACKをリメイクして放送しても遜色ない仕上がりになるのではないかと思います。

そんな中、おいらの知り合いが事もあろう事かコスプレしてバイクを公道で走って、事故るという突っ込みどころ満載な事件が起きました(マジですw)

当然ながら、見舞い行きましたが見事なまでに大怪我しててちょっと笑っちゃいましたw

実費でコスプレ衣装を買ったとはしゃいでいて、喜んでましたがまさかこんなオチが来るとは・・・。

その昔、おいらも仮面ライダーに憧れてよくヒーローごっこをやったものです。

ガチでケリやパンチはしませんでしたが、それでも子供ながらも真剣にヒーローに成り切ってましたね。

あれから20年・・・。オッサンホイホイと言われる年代になってしまいましたが、それでもやっぱり当時の熱い情熱はそう簡単に消えませんね。

そんな情熱(どんな情熱だよw)に負けて、DVDBOXを買っちゃいましたww

これ、高いよ・・・。(ボーナス出ないとかなり痛いOrz)

最近の平成ライダーも見所はあることはあるんだけど、やっぱり今ひとつ盛り上らないんだよね。これも時代の影響なんでしょうか?

特撮だって、ジャパニメーションと同じくらい海外で評価されてるんですから、誰でも見て判るようなスタイルが良いんじゃないかと思いますがね。

特撮なんか所詮子供向けのTVだと思うなかれ。特撮があったからこそ、今の邦画でアクションシーンがあるんだな。一概に馬鹿にしてる奴はそれ判ってないね。

つうことで、みんなで仮面ライダーBLACKを見よう!w

倉田てつを本人のアクションもさることながら、変身シーンに痺れますよ!

映画化してくれないかなぁ・・・。

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2007年9月30日 (日)

14時間耐久ガンダム祭りw

生憎の雨で外に出れず、じっと家に引き篭もってるスフレですw

ここ数日で丸1日ずーっと雨が降った記憶がありません。お陰で雨が長引いてしまったのでスケジュール狂ってしまいました(泣)

まぁ、雨が降っても降らなくても遠出しないのであまり変わらないけどw

ビリヤードをしたかったんですけど、雨でケース濡れるの嫌いなんで諦めました(爆)

さて、ヒッキーに身を投じたおいらですが、久しぶりにファーストガンダムを借りて見ようじゃないかと、決意したおいらは昨日の深夜3時頃、レンタル店を襲撃してDVD10本借りてきました(うほw)

最近はさ、シードとかが人気ですが、おいらびっくりしたのは女の子がこれのDVD借りてたことです。

意外な光景においら、ちょっと感動w(女の子の可愛さにハァハァはしてないww)

まあ、ウィングの時もかなり腐女子居たから別に驚く光景じゃないんだけどね。

1年戦争のよさを知らないのはファンとしてはガッカリですけど、時代の流れですから仕方ないですなw

歴代のガンダムをずーっと見てきたおいらだけど、唯一好きになれなかった作品あります。

それは・・・。

「ターンA」

ええ?って思う人いるけど生理的にあの「ヒゲ」受け付けないですww

あまりにもガンダムのイメージからはっちゃけ過ぎて、姿形も見たくないですね。

作品の内容としてはかなり評価高いけど、メカが・・・www

歴代のザクとかカプールとか明らかにパクり過ぎて、何これ?ってなったんですな。

まぁ、シードもデスティニーも同じ事やらかしてるのでもう何も言うまいw

逆にすきなのは「ポケットの中の戦争」とか「0083」や「08小隊」などミリタリー色が強い作品です。

PCにこれらが入ってますので、いつでも見れますw

さて、14時間耐久ガンダム祭りはどうなったかというと・・・。

今も見てますwしっかりとww

朝の9時から見始めて、やっと半分終わったところですw

ぶっ通しは久しぶりだからかなり肩が凝ったwwwオマケに目がうつろOrz

明日の会社大丈夫なんだろうかと今から心配になってます(汗)

改めてファーストみるとさ、アムロよりもシャアがカッコイイんだわw

のちにクワトロ大尉になって戻ってくるけど、やっぱりザビ家に復讐を誓った、素のシャアが好きです。ハイ。

池田秀一さん曰く「ギャグを言うシャアは嫌い」ってコメントしてますw

ガンダムさんっていう単行本でも池田さん、「TVアニメ化されたらシャアやらない」って言い切ってますww

イメージぶち壊しだもんねぇ。おいらだったら全然OKだけど(あw)

ま、シャアは素敵なハンサムさんでいて欲しいという願いが、池田さんにはあるみたいですね。

ヤフオクでガンプラを片っ端からチェックしてるおいらはガンプラで部屋が埋まりそうな予感Orz・・・ですw

ちなみに今、狙ってるのは35万円で世間を驚かせたあの「等身大(約150cmの)ガンダム」っす。

半額でちらちらとオークション出てるので14万から15万円程度があったら、ボーナス出して買おうと密かに計画してます。(あひゃw)

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2007年9月11日 (火)

ガサラキ

このアニメ知ってる人いますか?w

おいらこれ最後まで見れずに悶々としてたんです。(放送終了からもう9年経ってますw)

近くのレンタル屋にはもう置いてないから半ば諦めてました。

が、ふと「見たいなぁ~」と思って、おいらがいつもお世話になってるDMMさんのレンタルリストを何気なくチェックしてたら・・・。あったw

なんかバンダイが有料番組で流してるじゃないですか!w

ボトムズもバンダイが放映権持ってたのか・・・。これ初耳w

これ、確かタカラかトミーだっけか?版権持ってたのは。

バンダイはこれに関わってなかった気がするんだけど・・・?

勘違いなら良いけど、もしそうなら版権を買い取ったということでしょうかね??

ガサラキに話を戻すとさ、このアニメ中々政治色濃かったですな。

普通に見るにはかなり退屈(派手な戦闘シーンよりも政治的な駆け引きが多かった)です。

エヴァに比べれば割とスムーズに話の流れが読めるのが救いだったw

おいら、当時かなりアホでしたから全然話の内容わからんかったけどさwww

今、ちょくちょく借りてみてるんですが、ガンダムとは明らかにリアル追求路線で在りえるかも~?って感じが凄くいいです。

政治の駆け引きはまさにその点ではリアルですな。

ちなみにタクティカルアーマーをどこかで見た覚えありません?w

知る人ぞ知る、MADOX-01にそっくりなんです。(サイズや武装など違う点もあるけどw)

検索すれば、あ~なるほどって思うはずです。

ま、自然に似てしまったと言い訳も出来るんですけどねw

しかし、25話って構成はかなり短いです。それだけ進展も早かったと思いますけど。

当初から25話で決めてたならうまくまとまったんじゃないかなと思います。

レイズナーみたいにいきなりカットされて最後意味不明というか釈然としない終わり方は、誰だって嫌ですよ。

そんなおいらですが、アナザーセンチュリーエピソード3もいよいよやるから、UCで遊ぶ暇なくなってきた(*´д`*)ハァハァ

皆さんも秋の夜長にひとつ見忘れたドラマとかアニメなどを見てみると面白い発見あると思いますよ?w

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DVD メタルスキンパニック MADOX-01

販売元:東芝デジタルフロンティア
発売日:2003/09/26
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2007年6月17日 (日)

吹いたら負けシリーズ(ムスカ祭りw)

ニコニコ動画でいい汗(笑い?w)かいてますか~w

おいら、スフレはいつも会社から帰ると真っ先にこれ見ますw

R-18指定のサムネは釣り多いので、自然と吹いて負けるわけですが、そんなことはどうでもいい!w

まぁ、本命の「吹いたら負け」のサムネは欠かさずチェックしてますよ!

さて、今回のシリーズは先週の金曜日にONAIRされた「天空の城ラピュタ」からです。

もう、知ってる人居ると思いますが、この作品の中で一番強烈な個性を放っているキャラが居ます。

ずばり「ムスカ大佐」です!w

もうこの作品を何回テレビで見たことか・・・(ry

魔女の宅急便とかとなりのトトロなんかもう有名ですねw

で、時を同じくしてニコニコ動画でもムスカ祭りが繁殖(おw

あちこちでムスカネタが炸裂して、おいらメガテンやってる場合じゃなかったよw

いろいろムスカ祭りあったけどさ。おいらが今回選んだのはこれ↓

http://www.nicovideo.jp/watch/sm154261

これね、涼宮ハルヒの憂鬱のEDテーマなんだけどさもうバルス!ww

何気に歌が上手いのもちょっとムカつくのよ。

「見てご覧、人がゴミのようだ」このセリフに惹きつけられた人は多いはずだ(うはw

夢にまで出てきそうな、大佐の活躍においらのハートはきゅんきゅんです(爆)

さあ!みんなも天空のラピュタをレンタルしてじっくりとムスカ様のお姿を目に焼き付けるのだ!!!www

PS

ちなみにムスカ様は某所では「ガチホモ」の扱い受けてまs(ry

あとね、あとね。

これ歌ウマーですぞ。VIPPER仮面素敵すぐるww

http://www.nicovideo.jp/watch/sm289534

何気にタキシード仮面出てくるけど、そこ突っ込みどころじゃないから(うほw

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2006年10月10日 (火)

こんな物が売られてた・・・

どうも、更新に焦ってたスフレです(汗)

え~、本当ならば屋久島日記の続きを載せたかったのですが、都合上先延ばしすることにしました・・・。(←面倒だからじゃないぞw)

で、今日のお題は・・・。

コスプレって趣味の世界!?それともナルシストの世界!?

オタクさんでもない限り、コスプレはまずしないと思います・・・。

あ、でも幼少時代にゴレンジャーの真似してたから(年齢バレバレw)誰でも一度はコスプレしてると思います。

で、今日のお題がなぜブログのネタなのか??

3連休の日曜日に知り合いがメイド喫茶に行ったらしくて、電話でかなり興奮して話してた(大ウケw)

でね、彼が言うには普通にメイドのコスプレだけじゃなくてアニメキャラのコスプレも見れたと喜んでてさ、「これからもここに通う!」と宣言してくれちゃいましたww

あ~あ、またしても迷える子羊が悪魔の生贄になったのか・・・。って、冗談ですよw

生贄はどうなのかともかく、コミケと呼ばれるオタクのパーティ(?)会場では沢山の女の子や男の子達が(中にはどう見てもオッサンにしか見えない奴もいるとかw)コスプレをやっているそうですね。

コスプレをメインにした専門雑誌を一度、見たことがあるのですが、そりゃもう驚きましたね・・・。(←かなり可愛い子がコスプレしてて)

恥も外見もほとんど捨ててるとしか思えない過激なコスチュームに身を包んでカメラ小僧に笑顔を見せる少女達・・・。そこまでカメラ慣れしてるのも怖いぞw

まさかと思うけど、こんな場所で某プロダクションにスカウトされると勘違いしてる人はいないよね・・・?(渋谷に行くといかにもって子は沢山いますがw)

で、おいらここでハッと気が付いたんです・・・。

くまぇりみたいな奴がここでスカウトされて、デビューか!?

そもそも、彼女はコスプレで名を馳せたらしいね。(AV女優だとも聞いてるが)そんな彼女も元はコスプレでカメラ慣れとかしていたと思う。それが高じてアイドルになりたいという願望になったのではないだろうか・・・。

某アイドルには全く似ておらず、整形をして無理やり似せたともっぱらの噂だが、そこまで彼女を追い立てたのはやはりコスプレがひとつの要因ではないだろうか?

ここまで書くとコスプレ=諸悪の根源だと決めているように見えてしまうが、コスプレは一種の自己表現だと自分は理解している。

コスプレは趣味だという人と自己逃避だという人に大まかに分かれると思うが、元を辿れば鏡の前でポーズを決めたり、色々なアクションをしてみたりとまさにナルシストそのものだ(笑)

そこで考えたね。コスプレは究極の自己表現なのか単なる自己愛(ナルシスト)なのかをね。

単なる自己表現ならコスプレに何十万という金額のお金を投資する必要ないと思うけど、とことん自己愛に走るならお金には糸目は付けないと思うね。

でも、自己愛に走るにしても限度はあるし、自分が演じたいキャラのコスプレもまたイメージそのものが常に付きまとうだろう。

ま、コスプレするなら思いっきりハメを外すのが良いのかも知れないけど、雑誌に載る為に頑張るのもまた妙に空しいと思う。

で、いきなり話を電話で興奮してた彼に戻すけど、彼が萌えたキャラはベルダンディだったらしい。ベルダンディとは漫画「ああっ女神さまっ」に出て来るヒロインで、この漫画の中での女神の代表です。

彼いわく「女神さまっのコスプレは見たことがない!」とポラロイド撮影したとかしないとかwww

そんなにそのコスチュームの出来が良いのか気になったのでネットで検索したのよ(^^);

そしたら、ヒットしましたwこれがその衣装だった!!

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このセットで6万5千円すると聞いてびっくり!

コスプレもホント生活掛かってますな(汗)これだけの為にバイトや就職してたとするとちょっと悲しい気がしてきます・・・。(個人の自由だけどね)

6万5千円の価値の衣装を可愛い子が着てくれればそれはそれで萌えるでしょう。でも、そうじゃない場合は・・・。残念ながら萎えるねww

コスプレ衣装に興味持ったアナタ!そんなアナタにはここがオススメですよw

http://www.cospa.com/index.html

とりあえずコスプレ以外の物も揃えてます。一度別世界を覗いてみてはいかがですか?(^^);;

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